ここから本文です。

市報うんなん2014年12月号

ここから本文です。

雲南市市制施行(合併)10周年

10周年記念式典開催

11月1日、合併して10周年を迎える雲南市の記念式典を三刀屋文化体育館アスパルで行い、地元選出の国会議員など関係者、市民など約500人が出席し、誕生10周年を祝いました。

式辞を述べる速水市長
▲式辞を述べる速水市長

オープニングでは、雲南市の歌を披露し、作詞された石井昭吉(いしいあきよし)さん(愛知県岡崎市)と作曲された菅田茂(すがたしげる)さん(雲南市)へ感謝状が贈られたほか、10年の歩みを振り返った記念映像の上映を行いました。
速水市長は、式辞の中で、市制10年を振り返り、「6町村が持っている『良さ』を市全体の『良さ』として共有することが大切だと考え、五つの恵みである『笑顔あふれる地域の絆』、『世代がふれあう家族の暮らし』、『美しい農山村の風景』、『多彩な歴史遺産』、『新鮮で安全な食と農』が一体的に共有されることをめざしてきました。今後も引き続き『安全・安心』、『活力と賑わい』、『健康長寿・生涯現役』が実現できるまちづくりにしっかりと取り組み、持続可能な地域づくりを継続して行くうえで、定住人口の増加を目標に掲げ、雇用の場の確保、子育て環境の充実、教育レベルの高い環境づくりや、市立病院を中心とした医療の確保などを重点に取り組んでまいります」と新たな10年に向けた決意を述べました。

雲南市の歌

【一番】
流れきらめく 斐伊の川
大地豊かに 潤して
四季の装い 艶(あで)やかに
人の温もり 愛がある
ああ美しき 雲南市
明日に伸び行く わがまちよ

【二番】
神話息づく 山脈に
歴史文化が こだまする
祭囃子(まつりばやし)に 夢のせて
笑顔あふれる 歌がある
ああ芳(かぐわ)しき 雲南市
心安らぐ ふるさとよ

【三番】
霞(かすみ)たなびく 里の山
緑豊かに いつの代も
絆深める 人の和が
活気あふれる 明日創る
ああ誇らしき 雲南市
希望輝く わがまちよ

雲南市名誉市民

市議会6月定例会で、名誉市民の推挙について同意をいただき、雲南市で3人目となる名誉市民顕彰を行いました。

陶山吉朗(すやまきちろう)様(三刀屋町)

陶山吉朗さん

陶山医院を開業され、島根県医師会裁定委員、雲南医師会の会長、各種協議会会長、学校医を務められる一方、地域住民の健康増進、保健衛生思想の普及にもご尽力され、昭和52年には、社会福祉法人「有隣会(ゆうりんかい)」を設立、翌年に民間の特別養護老人施設「梅里苑(ばいりえん)」を開設、平成元年には、医療法人「陶朋会(とうほうかい)」を設立、翌年に「平成記念病院」を開設され、民間病院でありながら雲南地域の第二次医療圏域の中核病院として、救急病院の指定を受けられ、地域住民の医療充実に努めてこられました。
同病院には、老人保健施設「平成苑」を併設され、さらに平成12年には訪問看護ステーション「へいせい」を開設されるなど、地域の保健福祉サービスの基盤整備にも大きく貢献されています。
また、「世界平和」を訴え続けられた永井隆博士の精神を受け継ぎ、「平和を」と「如己愛人(にょこあいじん)」の精神により、博士の有縁の地で三刀屋如己の会を結成され、精力的な取り組みも行われております。
さらに、平成24年12月には有隣会様より、特別支援学校分教室建設用地として、梅里苑跡地を市へご寄附いただきました。

雲南市市制施行(合併)10周年記念式典 受賞者名簿(順不同・敬称略)


▲速水市長から阿川文雄さんへ表彰状が手渡されました

雲南市功労表彰
 阿川文雄(あがわふみお) 社会福祉功労
 景山道隆(かげやまみちたか) 文化芸能功労
 村松 憲(むらまつけん) 社会活動功労
 大東国際文化交流協会  国際交流功労

雲南市自治功労表彰
 吾郷廣幸(あごうひろゆき)  元市議会議長
 藤原政文(ふじはらまさふみ) 元市議会議長
 深石廣正(ふかいしひろまさ) 元市議会副議長
 石川幸男(いしかわゆきお)  元市議会副議長
 吉井 傳(よしいつたえ)  元市議会副議長
 板持達夫(いたもちたつお)  元市議会議員
 光谷由紀子(みつたにゆきこ) 元市議会議員
 村尾晴子(むらおはるこ) 元市議会議員
 加藤欽也(かとうきんや) 元市議会議員
 板持 庸(いたもちよう) 元市農業委員会会長
 内田孝志(うちだたかし) 元副市長
 影山喜文(かげやまよしふみ) 元副市長

雲南市長感謝状
地域委員として多年にわたり地域の発展のために尽力されました
 加藤健司(かとうけんじ) 大東町
 舟木 清(ふなききよし) 加茂町
 速水弘子(はやみひろこ) 加茂町
 嘉本輝雄(かもとてるお) 加茂町
 金山久一(かなやまきゅういち) 木次町
 谷岡美榮子(たにおかみえこ) 木次町
 杉原 儀(すぎはらただし) 木次町
 小林淹光(こばやしひさみつ) 木次町
 石田侑生(いしだゆきお) 木次町
 廣野祐二(ひろのゆうじ) 木次町
 安井 譽(やすいたかし) 三刀屋町
 古山陽治(ふるやまようじ) 三刀屋町
 谷戸仁子(たにとひとこ) 三刀屋町
 三浦由美子(みうらゆみこ) 三刀屋町
 稲田和美(いなたかずみ) 三刀屋町
 高尾良悦(たかおりょうえ) 三刀屋町
 錦織靖雄(にしこおりやすお) 吉田町
 高岡裕司(たかおかゆうじ) 吉田町
 影山忠夫(かげやまただお) 吉田町
 田部寛茂(たなべひろしげ) 吉田町
 石飛安弘(いしとびやすひろ) 掛合町

うんなん健康都市宣言

雲南市誕生から10周年を迎え、市民をあげて健康づくりに取り組む機運を高めるための道しるべとして、うんなん健康都市宣言文を策定しました。雲南市の幸や恵みを資源とし、すべての市民が健康を維持・増進し、活力ある雲南市を創造するための方策を親しみやすい言葉で表現しています。
策定にあたっては、島根大学理事・副学長の塩飽邦憲(しわくくにのり)さんを委員長とする10名の委員の皆さんにご検討いただき、9月議会で議決されました。
宣言文は、各項目の頭文字を「まめなかね」とし、栄養、運動、心など健康に必要な要素や、生涯学習、地産地消など地域づくりの観点を盛り込んでいます。

うんなん健康都市宣言文

雲南市は、美しい農山村の風景や多彩な歴史遺産、新鮮で安全な食と農といった幸や恵みに溢れ、私たちは古来より感謝と共に、生活に活かして暮らしてきました。そして、今後も恵まれた環境や文化を次世代に継承し、健康で心豊かに暮らし続けることが今求められています。
健康は、私たちが夢や希望、目標などをもち、充実した人生を送る上で極めて重要であり、生涯健康でいきいきと暮らしていくことは、雲南市民誰もの願いです。
その願いを叶えるため、健やかな生活習慣を基に、家庭・地域でお互いに学び合い、支え合い、信頼できる絆を深め合いながら、健康づくりをすすめることを誓い、「うんなん健康都市」を宣言します。

1 まなびます 生涯続ける 健康づくり
1 めざします 旬を味わう 地産地消
1 なくします 一人でくよくよ 悩むこと
1 かなえます 無理せずできる 運動習慣
1 ねがいます 地域で育む 健康長寿

宣言文を読み上げる土江教育長
▲宣言文を読み上げる土江教育長


もしもに備えて

防災情報

急病時の医療機関