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市報うんなん2014年11月号

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保健師・研究所うんなん・国際交流員のコーナー

健康推進課 電話0854-40-1045

10月1日から新しい定期予防接種【水痘・高齢者肺炎球菌】が始まりました!

水痘(水ぼうそう)は水痘帯状疱疹(ほうしん)ウイルスの感染によりおこる感染症で、かゆみのある疱疹(水泡)が主症状です。一部が重症化し、近年全国で20人程度が死亡していると推定されます。ワクチン接種により子どもたちを水痘から守りましょう。対象の方には個別に通知を行っています。

肺炎球菌は肺炎の原因の4分の1を占めます。また、肺炎だけでなく、慢性気道感染症、中耳炎、副鼻腔炎、髄膜炎等重い合併症を引き起すことがあります。ワクチン接種による予防が必要です。接種対象者及び接種方法、接種にかかる費用は次のとおりです。

【高齢者肺炎球菌予防接種】
接種対象者:雲南市内に住民登録があり、次のいずれかの要件を満たしている方
(1)平成26年度 節目年齢該当者
 ※平成27年度以降は生年月日が各1年ずれます。

対象者 生年月日
65歳 昭和24年4月2日生~昭和25年4月1日生
70歳 昭和19年4月2日生~昭和20年4月1日生
75歳 昭和14年4月2日生~昭和15年4月1日生
80歳 昭和9年4月2日生~昭和10年4月1日生
85歳 昭和4年4月2日生~昭和5年4月1日生
90歳 大正13年4月2日生~大正14年4月1日生
95歳 大正8年4月2日生~大正9年4月1日生
100歳 大正3年4月2日生~大正4年4月1日生
100歳以上 大正3年4月1日以前生

(2)60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活が極度に制限される程度の障がいやヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいがある方

【接種回数】
 1回(現時点では公費接種は1人1回限り)
【接種方法】
 雲南市と契約している医療機関で接種
【自己負担金】
 3,000円(生活保護を受けている方は無料で接種ができます)
【持参するもの】
 健康保険証、自己負担金

※成人用肺炎球菌ワクチン予防接種予診票は医療機関にあります。
※今年度の接種期間は平成26年10月1日から平成27年3月31日です。期間が限られていますのでご注意ください。

水痘予防接種、高齢者肺炎球菌予防接種んついて、詳しくは雲南市ホームページにも掲載しています。

こげなことしとーます 研究所うんなん

身体教育医学研究所うんなん 電話0854-45-0300

睡眠を見直してみませんか!

睡眠は、私たちの生活に欠かせないもので、心身の疲労を回復させる働きがあります。したがって、睡眠時間が不足したり質が悪くなったりすると、健康上の問題や生活への支障、さらには思わぬ事故を引き起こすこともあります。
十分な睡眠には、量(時間)と質(眠りの深さ、寝付きや目覚めの良さ等)が重要です。睡眠時間は個々の生活スタイルや年齢など様々なことに左右されるので、増やすことはなかなか難しいかもしれません。一方、睡眠の質はちょっとした工夫で改善することも可能です。

適度な運動で良い睡眠を!

睡眠の質を上げる方法はいろいろあります。秋の夜長に、読書で頭を落ち着かせるのもいいでしょうし、少し温めのお湯にゆっくりと浸かるのもいいかもしれません。
また、適度な運動も睡眠の質を高める効果があります。適度な運動を習慣づけると、眠りやすくなり、夜中に目覚めることが少なくなります。
ただ、眠る前の運動で気持ちの興奮が続き、かえって寝付けなくなることもあるので注意が必要です。まずは10分程度の散歩はいかがでしょうか?それと、布団に入ってからのストレッチングも効果的です。(写真)

布団に入ってからのストレッチング
▲ひざを抱え胸の中央に向って引き寄せると、お尻の外側の筋肉が伸びます。片脚15秒間ずつ無理のない範囲で行ってみましょう。

ご自身にあった方法で無理なく体を動かし、ぐっすり眠って、スッキリと目覚めの良い朝を迎えましょう。
(参考:健康づくりのための睡眠指針2014.厚生労働省健康局)

国際交流員(CIR)の迷言コーナー うん、なんでしょう

こんにちは、ダニエルです。

アメリカでは11月に感謝祭(Thanks-giving(サンクスギビング))が行われます。日本でも同じように10~11月に収穫祭が行われていますが、これらの祭は、当然違う文化から誕生したものです。今回はアメリカの感謝祭と日本の収穫祭についてお話します。
日本の収穫祭は、神様に感謝するために各地で様々なやり方で行われていて、すべてに共通する歴史があるわけではありません。現在では、神社の祭として行われることが多いようです。一方、アメリカで行われる感謝祭は、昔とは中身が異なっていますが、ひとつの歴史から由来するといわれています。
残っている歴史文書が少なく定説ではありませんが、アメリカの感謝祭は1621年に入植者と先住アメリカ人の間で行われた宴会から由来するという説があります。その文書によると入植者が先住アメリカ人に新しい農産物の育て方を教わった結果、豊富に収穫できたことを祝って大きな宴会をひらいたそうです。それから毎年同じように入植者が収穫祭を行ったといわれています。
日本の収穫祭は、必ずしも宴会が行われるわけではありませんが、アメリカでは必ず宴会があります。昔は村全体で感謝祭の宴会を行っていましたが、今では各家庭で祝っています。毎年11月の第4木曜日にたくさんのご馳走を準備して家族で祝うことになっています。ぜひ機会があればアメリカの感謝祭を体験してみてください。

アメリカの感謝祭の料理
▲アメリカの感謝祭の料理


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