トップ > 市政情報 > 広報・広聴 > 市報「うんなん」 > 「市報うんなん」2014年10月号 > 保健師・研究所うんなん・国際交流員のコーナー

ここから本文です。



市報うんなん2014年10月号

ここから本文です。

保健師・研究所うんなん・国際交流員のコーナー

健康推進課 電話0854-40-1045

郵送「大腸がん検診」を受けましょう!

雲南市の死因の第1位は「がん」です。特に雲南市の60歳代男性のがんによる死亡率は、県平均より高い状況です。しかし、大腸がんは、早期発見・早期治療で90%以上完治するといわれています。まずは手軽な「大腸がん検診」を受けましょう。

雲南市の大腸がん検診

【受付期間】
 10月~11月
【対象】
 40歳以上の方
【自己負担】
 500円(70歳以上、生活保護世帯、無料クーポン券対象の方は無料)

【手順】
<手順1:大腸がん検診容器セットを購入する>
 各総合センター保健福祉課または健康推進課にお越しください。
 受付後、検査セットをお渡しします。

<手順2:採便容器に2日分(2本)の便を採る>
 容器スティックの先に便を採ります(2日分)。

<手順3:採便容器を提出する>
 検査セットに同封してある提出用封筒に、問診票と検査容器を入れ、郵送してください。
 切手は必要ありません。

<手順4:検査結果>
 結果は市から郵送します。

こげなことしとーます 研究所うんなん

身体教育医学研究所うんなん 電話0854-45-0300

転倒予防の大切さ

高齢者の転倒による骨折は、寝たきりや要介護状態の引き金となることから、予防がとても大切です。
転倒は、運動不足や加齢による体力の低下が主な原因ですが、様々な要因が影響していると考えられていて、現在も転倒の原因を特定する研究が進められています。

転倒の原因を追究

研究所では、高齢者の転倒の原因を明らかにするため、開設当初の平成18年度から調査・研究に取り組んできました。
調査は集会所での出前講座の中で実施し、転倒の状況や足腰の体力の状態、生活の様子などのデータを5年以上にわたって収集してきました。

腰痛やひざ痛は転倒もまねく

収集したデータを分析したところ、腰痛やひざ痛のある人に転倒やつまずきが多いことが分かりました。腰に強い痛みがある人は転倒を繰り返しており、ひざの場合は、強い痛みがなくても転倒やつまずきを繰り返す、という結果でした。
これまでの調査から、雲南市の高齢者の約半数が腰痛やひざ痛を訴えていることも分かっています。転倒を予防するためには、腰痛やひざ痛を予防することも重要であるといえます。腰痛やひざ痛は、少しの痛みだからと放置せず、早めに対処することが大切です。
今回まとめた研究の成果は、老年医学の学術雑誌「Geriatrics & Gerontology International」に間もなく掲載される予定です。

国際交流員(CIR)の迷言コーナー うん、なんでしょう

こんにちは、李在鎭(イジェジン)です。

出雲(雲南)といえば神話の国ですね。雲南では神話をとても身近に感じます。少し前のことですが、お世話になっている方から「熊谷(くまがい)さんの安産箸」をいただいてとても嬉しかったです。
さて、韓国にも神話があります。毎年10月3日は開天節(ケチョンチョル)という祝日。朝鮮の神話に基づいた、朝鮮半島初の民族国家『壇君(ダンクン)朝鮮』の建国記念日です。

~それではここで朝鮮の神話をご紹介~

昔々、天地をつかさどる神が、息子の桓雄(ファヌン)を地上へ遣わしました。桓雄(ファヌン)が人々を治めるようになったある日、熊と虎が人間になりたいとお願いに来ます。
桓雄(ファヌン)は100日間洞窟の中で日光を避け、あるものを食べ続けば、きっと人間になれるだろうと言いました。あまりの辛さに虎は途中で逃げ出してしまいますが、言いつけを守った熊は、21日目についに人間の女性になり、桓雄(ファヌン)の子「壇君(ダンクン)」を産みます。壇君(ダンクン)はやがて人間界を統治。国号を朝鮮と名づけて、平壌(ピョンヤン)を都とし国を治めました。

さあここでクイズです。熊は何を食べて人間になったのでしょうか。皆さんわかりますか。なんと答えは『ニンニクとヨモギ』です。韓国では料理にたっぷりニンニクを入れるのはご存知だと思いますが、まさかニンニクを食べて人間の女性になるなんて、日本の方にはびっくりでしょうね。でも雲南の方は、他の地域に比べてニンニクをよく食べる気がします。日本ではニンニクはあまり食べないというイメージを持っていたので、雲南へ来てとても驚きました。
スパイス雲南!! 笑


もしもに備えて

防災情報

急病時の医療機関