雲南市長のコラム

故郷を愛す、国を愛す、世界を愛す

先月号に記載した5月25日（土曜）、26日（日曜）開催のプラチナ社会実現に向けたシンポジウムの続きです。前日の金曜日からは3日間、全国22団体、35名の参加も得て、「地域づくりを学び合う雲南ゼミ」も開催されました。

シンポでは、三重県伊賀市、兵庫県朝来市、雲南市のまちづくりが紹介されました。各地域のまちづくりに共通しているのは、自らの地域は自らの力で良くする、という強い信念に貫かれている、ということだったと思います。

雲南市からは、そうしたまちづくりの組織として、地域自主組織があり、交流センターを拠点にした活動から丸3年が経ち、今年度から新たな段階に入ったことが報告されました。そのためには人材育成が大切であり、小中学校にコーディネーターを導入し、夢発見プログラムを推進していることが紹介されました。

その際、雲南市が輩出した偉大な教育者、上代タノ氏の唱えられた「故郷を愛す、国を愛す、世界を愛す」の教育理念こそが、今の教育に求められていることが披露されました。まったくの同感です。