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雲南病院だより

市報うんなん2013年2月号

 
雲南病院だより
リウマチ・膠原病外来を始めました
 平成24年12月より、「リウマチ・膠原病外来」を新設しました。
 診察日は毎週木曜日の午前10時から午後3時までで、場所は整形外科外来にて行っております。
 一部予約制です。診察希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
 (電話 0854-43-2390 病院代表)

担当する医師の紹介をします。
石部 陽二 医師(日本リウマチ学会専門医)昭和25年2月2日生
S50年 岡山大学医学部卒、第3内科入局
S50~52年 松山市民病院で研修
S57年 医学博士授与
S52秋~S55春 岡山大学第3内科研究室で関節リウマチの臨床、基礎研究、臨床研究に従事
S55春~H24.10 東広島西条中央病院勤務。リウマチ膠原病の診療、二次救急医療に従事
H24.12 雲南市立病院のリウマチ・膠原病外来診療に従事
  
看護研究発表会を開催しました
 吉川教授、三島准教授を囲んでの集合写真
吉川教授、三島准教授を囲んでの集合写真
平成24年12月15日(土曜)、平成24年度看護部看護研究発表会を開催しました。この看護研究は、「今、提供している看護が、患者さんにとって満足してもらえる看護なのか」という考えから、看護の質の向上と患者さんのQOL(生活の質)の向上を目的とし長年取組んでおり、各病棟の代表者が日頃の看護現場から問題や課題を見つけ約1年をかけて研究を行います。指導者には、島根県立大学看護学部長の吉川洋子教授と同大学看護学部の三島美代子准教授をむかえ、専門的かつ広い知識をもって指導の任を終えられる吉川教授には、6年間という長きにわたり大変お世話になり、この間、当院の看護現場に対するご理解と看護の質の向上に大変ご尽力いただきました。当日は、感謝の言葉とともに花束を贈ります。 発表の様子 今年度は6部署が研究発表を行いました。(研究内容は下表のとおり)。また、奥出雲病院の看護師の方々にも来場いただき、当院の研究内容を紹介しました。近隣の病院と情報を提供し合える場となり大変有意義な研究発表会となりました。今後も継続した研究を行い、この研究の成果や課題を看護現場に生かしていく所存です。
 発表の様子
研究内容一覧
部署  研究内容 
2階病棟  弾性ストッキングによる皮膚トラブル防止のための患者指導の効果 
3階西病棟  助産師による退院後哺育指導の効果 
3階東病棟  看護師が子育てと仕事を両立させるための支援と工夫の実態 
4階西病棟  DNRと意思決定した家族のニーズ 
透析室  透析患者へ自己管理行動の改善に対するコーチングスキルを
用いたアプローチの効果 
研究チーム  看護研究者が必要とする看護研究委員からの支援 
   
院内クリスマスコンサート 
全員で合唱する様子
全員で合唱する様子 
 平成24年12月17日、院内でクリスマスコンサートを行いました。これは、病院職員有志で結成している音楽友の会「サウスクラウドアンサンブル」が、入院患者さんへむけて毎年行っているコンサートです。夕食を終えた患者さんや、またその家族の方などたくさんの方が来場され、クリスマスムードに飾った会場の中で、音楽を楽しんでいただきました。
 今年はテーマを「希望・勇気・平和」とし、雲南市内で活躍されているハーモニカチーム「雲南チェリーズ」さんを招き、「いつでも夢を」、「長崎の鐘」の2曲を素敵なハーモカの音色でご披露されました。そのあとはサウスクラウドアンサンブルによるハンドベル・独唱・合唱・楽器演奏を披露しました。途中、「雲南チェリーズ」さんのハーモニカをBGMに病院事業管理者サンタやトナカイが、来場に歌詞カードを配り、会場内のみんなでクリスマスの歌「赤鼻のトナカイ」や「きよしこの夜」を合唱しました。短い時間ではありましたが、入院患者さんにとってクリスマスを感じるひとときとなったことと思います。
 また、会場をクリスマスムードに飾ったり、演奏ステージを用意していただいたのは、病院ボランティアの会「てごっ人」のみなさんです。サンタクロースの人形やクリスマスツリー、その他多くの飾りを持ち寄ってとても素敵な会場にしていただきました。また、「てごっ人」のみなさんには入院患者さんの車椅子介助等も手伝っていただき、住民と患者、職員が一体となったコンサートになりました。
病院ボランティア「てごっ人」による会場設営    ハーモニカチーム「雲南チェリーズ」さんによる演奏 
病院ボランティア「てごっ人」による会場設営    ハーモニカチーム「雲南チェリーズ」さんによる演奏 
 
入院小児と院内保育所園児へクリスマスプレゼントを・・・ 
 平成24年12月25日クリスマスの日に、当院恒例のクリスマスイベントを開催しました。
 これは、25日に入院されている小学6年生までの小児患者さんや誕生された赤ちゃん、院内保育所の園児を対象にクリスマスプレゼントを届けるものです。サンタクロースとトナカイの登場に、やや緊張した様子の子どもさんでしたが、しだいに笑顔も見られ一緒に記念写真を撮ったりしました。入院患者さん3人のうち2人は当日退院され、帰宅後家族そろってクリスマスを迎えられたことでしょう。もう1人の患者さんはクリスマス当日誕生された赤ちゃん、おめでとうございました。 院内保育所でプレゼントを贈るサンタ 院内保育所では、突然のサンタ登場にびっくりして泣き出す園児や保育士から離れない園児、それでもしっかりプレゼントを受け取ってくれる園児などいろいろな表情をみせてくれました。
  院内保育所でプレゼントを贈るサンタ
 
◆院内サロンふれ愛 
2月・・・8日(金曜)、22日(金曜)
3月・・・8日(金曜)、22日(金曜)

時間:午後1時30分から3時30分
場所:雲南市立病院 南棟2階 ドック検診室
お気軽にお越しください。

問合せ先:健康管理センター保健推進課
 電話0854-43-3602
 
ノロウイルスについて~予防から排泄物等の取り扱いまで~ 
 雲南市立病院 感染防止委員会
現在流行しているノロウイルスについて、簡単な知識をご紹介します。 
●ノロウイルスとは・・・
 感染性胃腸炎や食中毒を引き起こすウイルスの一属。カキなどの貝類の摂食による食中毒の原因になるほか、感染したヒトの糞便やおう吐物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染します。 
 
 ●ノロウイルスの主な3大症状
(1)発熱(初期症状で微熱が大半)
(2)嘔吐・下痢症状
(3)腹痛(さすような痛み)

症状が出てもあわてないで!!
 嘔吐や下痢、発熱はノロウイルスによる代表的な症状ですが、2~3日程度で症状は徐々に回復し、重症化するケースはまれです。
 
●ノロウイルスの潜伏期間
 (1)感染
 ↓ 
 (2)潜伏期間
 約1日~2日以内
 ↓
 (3)発症 
 2日~3日
 (4)回復期(二次感染期間)
 発症日~1週間程度 
★(2)(3)(4)の期間は他人へ感染させてしまう期間です。
★(4)の回復期までは自宅で我慢しましょう。ノロウイルスの治療は、自然治癒力による回復を考えて、安静
 第一の治療を行ってください。
 
●感染を防ぐポイント
(1)感染予防の最も有効な対策は手洗いです。
 調理の前、食事の前、トイレの後、おむつ交換の後などには、必ず石けんで十分手洗いをしましょう。
(2)手洗いの後、使用するタオル等は清潔な物を使用し、共用は避けましょう。
(3)二枚貝は、中心部まで十分に加熱(85℃1分以上)してから食べましょう。
(4)生鮮食品(野菜・果物など)は十分に洗浄しましょう。
(5)手指や調理器具などの洗浄消毒を確実に行いましょう。
(6)調理する人は下痢や風邪症状に似た症状がある時は食品の取り扱いに従事しないようにしましょう。 
 
●発症した時の注意
 脱水症状がおきないように水分をとりましょう。 
<赤ちゃん・小児> <中高生・大人>
 ○湯冷まし ○お茶、湯冷まし
 ○イオン水 ○スポーツドリンク
★水分は少しずつ回数を多めに摂取します。
★胃腸に負担をかけない飲み物であればOKです。

食事は無理して食べる必要はありませんが、脱水を予防するために水分補給を心がけることが大切です。
 
排泄物(吐いた物、便)の取り扱いについて
ノロウイルスを消毒する
●ノロウイルスは感染力が強く、ウイルスが多量に含まれた感染者のおう吐物や便の、適切で迅速な処理が
 まん延予防対策において非常に大切です。 

消毒のポイント
ノロウイルスの消毒方法で、効果があるのは、次亜塩素酸ナトリウムと加熱です。加熱消毒は、熱湯(85℃以上)で1分以上加熱しましょう。
 使用する消毒液(次亜塩素酸ナトリウム溶液)の使用場所と作り方
おう吐物や便の取扱い 
 雲南市立病院建設基本構想について

 雲南市立病院では、雲南市立病院建設基本構想を策定しました。策定に当たりましては、市民の皆様から大変貴重なご意見・ご提言をいただきありがとうございました。基本構想につきましては、雲南市及び雲南市立病院のホームページにおいて公表しておりますのでご覧ください。

【公表先】
(1)雲南市ホームページ
(2)雲南市立病院ホームページこのリンクは別ウィンドウで開きます
 
面会時間変更のお知らせ
 平成25年1月1日より、面会時間を変更しました。

面会時間:午前7時から午後9時まで
今後とも面会時間厳守にご協力いただきますようお願いいたします。 
 
展示コーナーのご紹介 
展示コーナーの紹介
 
  
 
 
 

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