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健康づくり拠点整備の検討状況

市報うんなん2012年1月号

 
 
健康づくり拠点整備の検討状況
「医療と保健の融合による健康づくり拠点整備事業の在り方に関する検討委員会」の第4回会議が、10月14日に開催されました。
会議の検討内容や出された意見等の概要は以下のとおりお知らせします。
また、11月30日には可動床の導入や医療機関との連携を図っている岡山県新見市(人口約3万3千人、面積約790平方㎞)の健康増進施設「げんき広場にいみ」に視察研修に行きましたので、その様子もお知らせします。

(第4回会議)
■議題
○「施設の整備概要」の説明・協議(事務局)
○「県内プールの状況」の説明・協議(事務局)
○「施設の利用イメージと機能」の説明・協議(事務局)
○「市内の既存温水プールの利用状況」の説明・協議(事務局)
■各委員からの意見(抜粋)
○県内の各プールは単純な比較はできないが、どこも年間約4千万円の指定管理料が発生している。
○可動床は県内にはない。導入するのであれば、(1)全面セパレート、(2)部分可動、(3)全面可動の順が効果的と思われる。
○(可動床について)補助金があるので初期投資に力を入れて、ランニングコストを抑えるべきである。保温効果もあり有効である。
○利用者のメインターゲットをどこに置くか、高齢者であれば医療面のサポートがないと人は来ない。子どもであれば教室を充実させる必要がある。
○現状では医師の確保など医療面での課題がネックである。まずは週1~2回の相談からスタートするほかない。
○介護保険料も絶対数が増えれば当然上がることが予想されるので、介護予防がより効果的にできるかどうかが大きな課題である。少しは距離が遠くても他にはない魅力という点で利用していただけるようなイメージが重要ではないか。
○(三刀屋の水泳教室について)近いから来る、小さいプールだから来るということも考えられる。
○東御市もそうだが、高齢者の固定客を確保するには個人指導ができるかどうかが重要だと思われる。
○高齢者については、体力差、年齢差が激しく、また恐怖感もある。安全を確保するには指導者の数が必要になる。
○運動療法を誰がするかということ。病院で処方していただき、それを現場で実施するといった連携がとれるかどうかが課題。そうした人材の費用も必要だろう。
○人工関節の人の場合、病院でリハビリをやるよりも、プールでの自発的なリハビリのほうが効果があると思われる。
■会議のまとめ(委員長)
今後、正副委員長と事務局で検討委員会の報告案をまとめていくこととし、次回(1月)に提案したい。
■今後の予定
次回の会議は、平成24年1月中に開催することとしました。

(視察研修)
■施設の概要
○25mプール(8コース、可動床)、幼児用プール、歩行用プール、ジャグジー、トレーニングルーム、スタジオ、浴室、サウナ、相談室、休憩室、見学室、キッズコーナー等、3700㎡のゆったりした床面積に充実した施設を設置。
○月会費は平均5000円で、会員数は大人が約700人、子どもが約400人。
○年間利用者は、約7~8万人。
■特色ある取り組み
○市内医療機関からの処方せんに基づく運動療法の実施(指定運動療法認可施設により医療費控除の適用)。
○健康運動指導士や管理栄養士等の資格をもったスタッフ10人と外部講師が、一人ひとりの状況(健康面、体力面等)に応じた運動プログラムを作成し指導。
○送迎用のバスを用意し、遠隔地の利用者にも対応。
○会員の交流イベントや地域での出張教室の展開。
可動床8コースの25mプール    広々としたトレーニングルーム 
可動床8コースの25mプール    広々としたトレーニングルーム 

健康推進課
電話0854-40-1018 
 
  
 
 
 

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