トップ > 市政情報 > 広報・広聴 > 市報「うんなん」 > 「市報うんなん」2011年3月号 > ヤマタノオロチ伝説の舞台・雲南 ~2012年の古事記編纂1,300年を前に~

ここから本文です。

ここから本文です。

ヤマタノオロチ伝説の舞台・雲南 ~2012年の古事記編纂1,300年を前に~

市報うんなん2011年3月号

 
 
ヤマタノオロチ伝説の舞台・雲南 ~二〇一二年の古事記編纂千三百年を前に~
 
 神楽
 「ヤマタノオロチ伝説」の伝承地が雲南市内には多数存在します。最近、この伝承地を訪れる観光客が増加しています。昨秋、開催した伝承地探訪ツアー(全6回)は、いずれも大好評でした。市民のみなさん、神話ロマン溢れる雲南市の魅力を再発見してみませんか。
 
2012年(平成24年)は、日本最古の歴史書「古事記」※1が編纂されてから1,300年にあたります。翌2013年には、出雲大社の大遷宮が行われます。
 島根県では、こうした歴史的な機会にあわせ、「神話のふるさと・島根」を全国にPRする「神話のふるさと『島根』推進事業」に平成22年度から取り組んでいます。
 古事記に残る神話の中でも有名な“スサノオノミコトのヤマタノオロチ退治”2。その舞台はまさに雲南市をはじめとした斐伊川流域であるといわれています。
 県の取り組みにあわせ、雲南市でも“ヤマタノオロチ伝説の舞台・雲南”の全国的な認知度向上、観光入込客増加に向けた各種事業に取り組みます。
 今回、市内の神話伝承地(主なもの)を紹介し、次号からシリーズでそれぞれの詳しい情報を掲載していきます。
※1 古事記
 奈良時代、712年(和銅5年)に大安万侶(おおのやすまろ)によって献上された日本最古の歴史書。全3巻のうち、神々の物語を描いた上巻の3分の1を出雲神話が占める。

※2 ヤマタノオロチ退治
 神々が住む高天原(たかまがはら)を追放されたスサノオノミコトは、斐伊川流域に降り立ち、そこで嘆き悲しんでいるアシナヅチ・テナヅチという老夫婦に会う。老夫婦が娘のイナタヒメをヤマタノオロチに生贄として差し出さなければならないことを知ったスサノオは、オロチを退治することを約束し、強い酒でオロチを酔わせ、長い剣で切って退治するという神話。 
 
地図はこちらをご覧ください 
地図.pdf (119KB) 
 
雲南市観光ガイド養成講座 受講者募集中!!
 雲南市観光協会では、雲南市を訪れる観光客を“おもてなしの心”で案内いただける「観光ガイド」を養成することを目的に「観光ガイド養成講座」を開催します。多数の皆様のご参加をお待ちしています。
 (1)募集期間 ~3月11日(金曜)
 (2)募集対象 (1)平成23年1月1日現在満18歳以上の方で、雲南市内在住の方
   (2)神話、歴史をはじめとした雲南市の地域資源について興味をお持ちの方
   (3)観光ガイドとして、雲南市を訪れる観光客を“おもてなしの心”を持って案内したいという意
 思をお持ちの方
 (3)受講料 無料
 (4)初回講座  日時:平成23年3月19日(土曜)14:00~
 場所:チェリヴァホール3階大会議室
 内容:新発見の「天淵八叉大蛇記(あめのふちやつまたをろちのき)」について
 講師:島根県立古代出雲歴史博物館 専門学芸員 岡 宏三 さん
 ※初回以降、平成23年度に月1回ペースで講座を開催する予定です。
 (5)受講申込  雲南市観光協会(雲南市商工観光課内)
 電話0854-40-1054 FAX0854-40-1059 
 
ヤマタノオロチ伝承地探訪バスツアー 参加者募集中!! 
 雲南市内のヤマタノオロチ伝承地を観光ガイドの案内で巡る日帰りバスツアーを実施します。“神話の里・雲南”の魅力を体感してもらえること間違いありません。ぜひ、ご参加ください。
 (1)ツアー実施日 5月14日、28日、6月11日、25日、7月9日、23日
 ※5~7月の第2・第4土曜日
 (2)ツアー行程  9:00 JR木次駅集合  ~ 神話伝承地探訪 ~  16:00 JR木次駅解散
 (3)募集定員  1回につき18人(最少催行人数:10人)
 (4)ツアー参加料 大人3,000円、小学生以下2,000円(昼食代込み)
 (5)問い合わせ・申し込み (株)吉田ふるさと村観光事業部 電話0854-74-0500
 ※ヤマタノオロチ伝承地探訪バスツアーは雲南市観光協会と(株)吉田ふるさと村との共同事業です。 
 
【問い合わせ】 商工観光課  電話0854‐40-1054 
 
 
 
 

もしもに備えて

防災情報

急病時の医療機関