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ふるさとウォッチング

市報うんなん2011年2月号

 
 
ふるさとウォッチング
 
12月20日 サクラに込めた平和への願い
永井千本桜2世の植樹式 永井千本桜2世の植樹式が三刀屋町の飯石小学校で行われました。
 「永井千本桜」は、永井隆博士が原爆で焼け野原となった長崎のまちを再び花咲く丘にしたいとソメイヨシノの苗木1,000本余りを勤務していた長崎医科大学等に寄贈したもの。伐採や老木により現在では数十本に減少しており、再生に取り組んでいる長崎如己の会(理事長・朝長万左男長崎原爆病院院長)から苗木30本が雲南市へ贈られました。
 このうち3本を長崎・三刀屋如己の会の会員や飯石小学校児童らが校庭の博士顕彰碑近くに植樹。その後、博士の著書『千本桜』の朗読や飯石小学校児童の「COSMOS」の合唱などで交流し、博士が願った平和への思いを受け継いでいくことを誓いました。
 
 
1月7日 探検地図が完成 
「発見!!みとやまち歩き探検隊」 三刀屋交流センターで、2回目の「発見!!みとやまち歩き探検隊」が行われ、参加した小中学生17人が、夏に探検したまちの地図を作りました。
 「自分たちの住んでいる地域を知ることで子どもたちの愛郷心を育てたい。異学年の交流で、たてのつながりもできる」と活動の意義を語る三刀屋地区まちづくり協議会の佐々田一博さん。「一度は離れるかもしれないが、いつかこの地に帰ってきてほしい」と子どもたちを見守ります。
「発見!!みとやまち歩き探検隊」 名所旧跡などのほか、まち歩きで気づいたことを、相談しながら模造紙に書き入れた子どもたち。三刀屋中2年の西村亮祐くんは「良い思い出ができた。次回が楽しみ!」と話していました。
 
 
1月1日 いつまでもお元気で
加藤ハリノさん 新年に白寿、米寿を迎えた方へ速水市長から直筆のお祝い状が贈られました。対象者は、白寿(大正2年生まれの方)42人、米寿(大正13年生まれの方)379人です。
 白寿の加藤ハリノさん(掛合町多根・写真)は5世代9人家族で、3人の玄孫(やしゃご)と暮らしています。この春に新しい家族が増えるのを楽しみにしています。
 「元気の秘訣は娘とけんかをすること」と加藤さん。趣味は手芸で、袋やパッチワーク、自分の着物や玄孫たちの浴衣なども作ります。歌(詞)作りも好きで、白寿のお祝いのときは自身を振り返る詞を作り披露しました。家族や周りの人たちに感謝しながら趣味を楽しむ毎日です。 
 
12月12日 うんなん元気っ子わくわく教室で小中学生が交流 
「わくわくベースボールキッズ」 小学生に野球の魅力を伝え、中学生と小学生がスポーツを通じて交流を深めようと木次運動公園野球場で野球教室「わくわくベースボールキッズ」が開催されました。
 この教室は、木次中3年の藤原涼太郎くんが昨秋、アスパル(㈱キラキラ雲南)での職場体験学習「夢」発見ウィークに参加した際に企画。同校3年の野球部員が指導にあたりました。
 教室には雲南市内の小学生およそ40人が参加。未経験者と経験者に分かれて、ボールの捕り方や打ち方、ボールを投げる時のフォームなど、基礎を教わりました。中学生の実技を交えた丁寧な指導に、児童らも真剣に耳を傾けていました。
 藤原涼太郎くんは「自分が企画したプログラムを実行するまで大変だったけど、小学生が楽しんでくれたので達成感を感じている。これからも野球を続けてほしい」と教室を振り返りました。
 
1月14日 丹精込めて作る味
丹精込めて作る味 島根大学の学生7人が三刀屋町の農事組合法人フレッシュファーム神代を訪れ、味噌づくりを体験しました。
 島根県が主催するスローフードプロジェクトに参加した7人。フレッシュファーム神代の奥田功さんと宮崎洋子さんに指導を受けて、蒸して冷ました米に麹菌をつける作業などを行いました。
 この日は午前中に木次町の湯村コンニャク加工組合でコンニャク作りも体験。それぞれの場所で試食もして、雲南市の食と人の幸にふれました。 
 
12月24日 白菜の三つ子!?
室田肇さんの畑で採れた株が三つに分かれた変わり種のハクサイ
木次町寺領の室田肇さんの畑で、株が三つに分かれた変わり種のハクサイがとれました。
 「野菜を作って食べるのが楽しみ」と休日などには畑仕事に精を出す室田さん。猛暑から、通常8月に行う種まきは9月にずれ込みました。異変に気づいたのは葉が巻き始めた10月後半。数十株のうちの一つだけがなぜか三つ子に。根っこも一緒に収穫した珍品を手に室田さんは「なぜ、こんな変わったハクサイができたのか?毎年作っているが、見たことがない!?」と首を傾げていました。
 
 

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