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研究所うんなん・保健師のコーナー

市報うんなん2010年3月号

 
こげなことしとーます 研究所うんなん
 身体教育医学研究所うんなん 電話0854‐45‐0300
いつまでも楽しくスポーツを
~スポーツ障害の予防~
 今年度もあとわずかとなりました。4月になれば、小・中・高校生は新学期が始まります。暖かい春はスポーツをするにも良い季節ですね。このような季節に、大好きなスポーツだからと夢中になって、たくさん練習に励むのは自然なことかもしれません。しかし、注意しておきたいのが「スポーツ障害」です。
 雲南市の中・高校生を対象とした調査では、休みなく練習を行っている生徒ほど、肘・腰・膝など体に痛みを感じている実態が明らかになりました。(図1)
 子ども達のからだは、大人に比べて、多くの骨がまだ柔らかい軟骨でできています。十分に成長しきっていない体できつい練習をくり返すと、柔らかくて力に弱い軟骨の部分がつぶれたり、はがれたりしてしまいます。子ども達の体は、大人よりもスポーツによって体を痛めてしまいやすいのです。
練習量と痛みの関係
 いつまでも楽しくスポーツを続けられるよう、普段から、次の点に気をつけましょう!
(1)準備運動・整理運動をする
(2)休憩時間・休みの日を作る
(3)体力に合わない練習を避ける
(4)ストレッチングで体を柔らかくする
(5)いろいろな種目の運動を行う
 
こんにちは、保健師です。
健康推進課 電話0854‐40‐1045
「薬」と「セルフケア」で花粉症対策!
 花粉症とはスギやヒノキなどの植物の花粉が原因となってくしゃみ、鼻みずなどのアレルギー症状を起こす病気です。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれ、今や日本人の25%が花粉症だと言われています。
 少しでもスッキリ快適な春を過ごすためには、なるべく花粉が体に入ってこないようにする工夫や注意が大切です。
 じわじわと花粉の季節が近づいています。油断は大敵。症状を軽くするために次のことに注意しましょう。
● テレビやインターネットで気象情報・花粉情報を入手しましょう。
● 花粉の多い日は外出を控えましょう。
● 外出時は帽子やメガネ・マスクを身につけましょう。
● 衣服・ペットについた花粉は玄関で落とし、なるべく室内に持ち込まないようにしましょう。
● こまめに掃除をしましょう。
● 外出後は洗顔やうがいをしましょう。
● 外に干した洗濯物や布団の花粉をよく落としましょう。
● 早めに受診し、医師とよく相談して自分の症状に合う薬を見つけましょう。毎年の花粉症シーズンに
 も慌てずにすみます。
 
積極的に自分でできることに取り組み、辛いシーズンをうまく乗り切りましょう!!
 

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