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雲南ニュース

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(1)「 “幸運なんです。雲南です。”体感フェア」
-雲南さくらまつりのワークショップ開催-
 
 雲南さくらまつりワークショップの様子
 
12月12日、平成22年春の 「 “幸運なんです。雲南です。”体感フェア」雲南さくらまつりの構想を検討するワークショップが行われ、地元住民や出店者、中学生や早稲田大学建築学科の学生など約40人が参加しました。
 
ワークショップのテーマは、二つの「つなぐ」でした。一つ目は、「会場をつなぐ」。商店街、駅前、ジャズガーデン、木次公園などの会場をつないで一体的な人の流れを作るにはどうしたら良いかを考えました。二つ目は「参加者をつなぐ」。来場者が雲南市のリピーターになる方法を考えました。
 
当日は斐伊川堤防と木次公園の二つのグループに分かれ、現地を散策しました。歩いた後は実際感じたことなどをグループでまとめ、「つなぐ」ためのアイディアを発表しあいました。
 
「木次公園から眺める夜桜はすごくきれい」、「イメージキャラクターをつくり、そのキャラクターが案内をするといい」、「木次公園に向けて光による道しるべがあると幻想的では」など、様々なアイディアが出されました。
 
今後は、今回のワークショップで出されたアイディアなども参考に、企画が詰められていく予定です。
 
(2)雲南市消防出初式
-安心・安全な地域づくりへ-
 
雲南市消防団出初式の様子 
 
雲南市消防出初式が1月10日、アスパルで行われ、1,349人の消防団員らが、無火災への決意を新たにしました。
 
式典では各種功労者への表彰などが行われた後、木村昭憲消防団長が訓辞。「消防団員が一丸となって雲南市の安全、安心なまちづくりをめざしましょう」と団員を激励しました。
 
式典が終わると、三刀屋川河川敷で一斉放水が行われ、ラッパの合図とともに小型ポンプなどが見事な水のアーチを描きました。
 
(3)研究所うんなん運営委員の上岡洋晴先生
-三井住友海上福祉財団賞に輝く-
 
三井住友海上福祉財団賞に輝いた上岡洋晴先生 
 
身体教育医学研究所うんなんの運営委員で、東京農業大学の上岡洋晴准教授が、優れた高齢者福祉の著作・論文を表彰する三井住友海上福祉財団賞を受賞されました。
 
受賞の対象となった研究は、平成6年の旧吉田村民1,013人のデータを基にしてその後10年間の追跡調査をしたもので、テーマは「日本のある村の高齢者における長期間の総合的な健康教育の効果」。
 
受賞の対象となった研究は、平成6年の旧吉田村民1,013人のデータを基にしてその後10年間の追跡調査をしたもので、テーマは「日本のある村の高齢者における長期間の総合的な健康教育の効果」。
 
旧吉田村では介護予防と高齢期の生き甲斐づくりをめざして「シルバー大学」が開催され、現東京大学教育学部長の武藤芳照先生を中心に、上岡先生と現長野県東御市身体教育医学研究所の岡田真平研究部長などの指導を受けながら長期的な健康教育が継続して行われました。
 
今回の研究の結果、二週間に一回の間欠的な健康教育であっても、参加した人としない人を比較すると、参加した人の群が要介護者が少なく、経過後の死亡率も少ないということが明らかになりました。旧吉田村は県内で最も健康長寿で国保の医療費も少ないことから、雲南市の身体教育医学研究所うんなんの設立につながっています。
 
今回の上岡先生の受賞により、雲南市の取り組みが、関係者や県内の枠を超えて、全国で客観的に評価されたということで大変意義深いことです。今国をあげて介護予防や医療費の適正化等に取り組んでいますが、一人一人が生き甲斐をもち仲間と楽しみながら健康づくり活動をすることの大切さが実証されたと言えます。
 
上岡先生は、「関係者の皆さんに感謝したい。雲南市の皆さんが健康づくりを楽しみながら日常的に身体と心を動かし、長寿を喜んでいただきたい」とメッセージを寄せられ、受賞賞金の一部を雲南市に寄附されました。
 
雲南市では、市民の皆様と健康づくり運動を強力に推進してまいりますので、今後も積極的にご参加いただきますようお願いします。
 
 
 

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