【問】雲南市水道局 0854-42-5322 |
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雲南市議会9月定例会で「平成20年度公営企業会計(水道事業会計(簡易水道事業を除く。)及び工業用水道事業会計)の決算」が認定されましたのでお知らせします。 |
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水道事業会計
平成20年度中総有収水量(料金収入のもとになった給水量)は312万4,606立法メートルで、給水戸数は1万120戸でした。
総収益7億8,784万円に対し、総費用は7億8,508万円で、276万円の当年度純利益を計上することができました。この利益は経営基盤の充実、強化をはかるため、減債積立金として積み立て、これまでに借り入れた企業債の償還に充てる財源となります。
水道料金総額を有収水量で割った1立法メートル当たりの供給単価は196円64銭です。
一方、総費用から受託工事費、付帯事業費及び材料売却原価を差し引いた額を有収水量で割った1立法メートル当たりの給水原価は251円08銭です。
この二つを比較すると給水原価が供給単価を54円44銭上回っており、水道料金だけでは赤字となっていますが、一般会計からの営業助成金外の収入があるために、結果として黒字決算となっています。
施設の建設、改良及び企業債元金の償還など投資的支出(資本的支出)の総額は10億1,080万円でその内訳は建設改良費が5億385万円、企業債償還金が5億695万円でした。また、他事業との工程上の都合により、建設改良費7,060万円を平成21年度へ繰越しました。
これら資本的支出の財源として、企業債1億6,690万円、一般会計からの繰入金1,020万円、工事負担金1,549万円、及び内部留保資金等8億1,821万円を充てました。
主な建設改良事業は、愛宕第2配水池整備事業、箱淵浄水場整備事業、下熊谷第2水源地送水管新設外工事、久野浄水場整備事業、配水管等支障移転工事です。
工業用水道事業
平成20年度中総契約水量は、82万300立法メートルでした。
総収益6,154万円に対し、総費用は、5,551万円で、603万円の当期純利益を計上することができました。
施設の建設、改良及び企業債元金の償還など投資的支出(資本的支出)の総額は3億6,888万円で、その内訳は建設改良費3億4,857万円、企業債元金償還金が2,031万円でした。なお、建設改良費はすべて19年度からの繰越分となっています。
これら資本的支出の財源として企業債2億2,030万円及び内部留保資金等1億4,858万円を充てました。
主な建設改良事業は、工業用水道ポンプ所電機設備工事、工業用水道ポンプ所機械設備工事です。 |
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平成20年度水道事業会計損益計算書 |
営業収益 |
6億2,733万円 |
営業外収益 |
1億6,051万円 |
総収益 |
7億8,784万円 |
営業費用 |
6億1,579万円 |
営業外費用 |
1億6,929万円 |
総費用 |
7億8,508万円 |
当年度純利益 |
276万円 |
前年度繰越利益剰余金 |
7,171万円 |
当年度未処分利益剰余金 |
7,447万円 |
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平成20年度水道事業会計貸借対照表 |
有形固定資産 |
121億3,370万円 |
無形固定資産 |
660万円 |
現金預金 |
5億6,771万円 |
未収金 |
2億8,149万円 |
貯蔵品 |
604万円 |
前払金 |
985万円 |
繰延勘定 |
4,741万円 |
資産合計 |
130億5,280万円 |
固定負債 |
6,399万円 |
未払金 |
5,340万円 |
前受金 |
1,869万円 |
預り金 |
95万円 |
その他流動負債 |
60万円 |
負債合計 |
1億3,763万円 |
自己資本金 |
28億2,120万円 |
借入資本金 |
52億1,337万円 |
資本剰余金 |
46億8,192万円 |
利益剰余金 |
1億9,868万円 |
資本合計 |
129億1,517万円 |
負債資本合計 |
130億5,280万円 |
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