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ふるさとウォッチング


 
【項目】
(1)全国大会でベスト8
(2)尾道松江線の吉田トンネル貫通式
(3)献血の大切さ広めたい
(4)駅のホームで収穫体験
(5)闇夜を照らすたいまつ行列
(6)まわしをしめて、はっけよい
 

(1)全国大会でベスト8
 
全日本総合選手権大会(11/20~23、北九州市)の出場権を得た大東クラブ
 
大阪市立中央体育館で8月13日から16日にかけて行われた第29回全日本9人制バレーボールクラブカップ男子選手権大会に島根県代表として大東クラブが出場。見事8強入りを果たしました。
同クラブは大東高校OBを中心に構成し、海潮中学校(大東町南村)を拠点に活動する社会人チーム。メンバーは週2回の練習に熱心に取り組んでいます。
今回の全国大会では、予選リーグを抜けると、フルセットの試合を何とかものにしながら準々決勝へコマを進めました(準々決勝では優勝した新潟選抜チームに敗れました)。「ベスト8に勝ち進んだのは初めて。チームの実力を全国に示すことができたと思う」と佐藤善雄監督。「11月の全日本総合でも胸を張って帰ってこられるような結果を残したい」と次の目標を見据えます。
 

(2)尾道松江線の吉田トンネル貫通式
 
吉田トンネル貫通式の様子 吉田トンネル貫通式の様子
 
三刀屋木次インターチェンジ以南の整備が進む中国横断自動車道尾道松江線。9月11日には吉田町吉田地内で工事中の吉田トンネル(全長1,627m)の貫通式が行われ、工事関係者や地元住民が貫通を祝い、早期の全線開通を願いました。
式典では、はじめに貫通発破が行われました。国土交通省松江国道事務所の森下博之所長らが発破ボタンを押すと、ごう音が鳴り響き、ついにトンネルが貫通。出席者は全員で通り初めを行い、鏡開きや記念撮影などをして喜びを分かち合いました。
 

(3)献血の大切さ広めたい
 
「献血500回以上協力者」の佐藤和夫さんに県献血推進協議会から感謝状が贈られました。「献血で誰かの命が助かったり、誰かの病気が治ったりしたらうれしい」。三刀屋高校の警備員を務める佐藤和夫さん(三刀屋町三刀屋)は、そんな思いで毎月2回、出雲保健所にでかけて成分献血※に協力しています。(成分献血が2週間に1回、年間24回できることなどはほとんど知られていません。)
佐藤さんが本格的に献血を始めたのは30年以上も前。以来、健康管理にも気を配りながら重ねた献血は500回を超えました。「いつ誰に血液が必要な事態が起こるかわからない」と佐藤さん。1人でも多くの協力者が必要であると訴えます。
64歳となった今、「元気に69歳の献血定年を迎えたい」と通算600回の献血をめざします。
 
成分献血とは
血液中のすべての成分を採血する全血献血に対して、血液中の血しょうや血小板だけを採血する献血のこと。成分採血装置を使用し、体内での回復に間隔のかかる赤血球を体内に戻す。島根県では県赤十字血液センター(松江市大輪町)と出雲保健所(出雲市塩冶町)の2ヵ所で献血できる。
 

(4)駅のホームで収穫体験
 
野菜の収穫を体験する参加者JR木次線の下久野駅を管理する「花ももの会」(長妻清代表)は都会から訪れる観光客などに収穫体験を楽しんでもらおうと今春、駅ホームに農園を開設。「駅ナカ農園」と名付け、4月にナスやピーマンなどの苗を植えました。
8月23日の午後、広島市にある情報誌の編集社に勤める男女13人のグループが同駅に降り立ちました。一行は備後落合駅行きの下り列車が到着するまでのおよそ40分間、花ももの会のメンバーとお茶を飲んだり、野菜を採ったりして交流しました。「温かいもてなしを受けた。野菜の収穫体験もできて大満足!」と声を弾ませるリーダーの生田裕美子さん。元気な都会の若者を迎えた長妻代表は「こんなに駅がにぎわったことはない。これからも地域の活力を生み出すような駅にしていきたい」と語っていました。
 

(5)闇夜を照らすたいまつ行列
 
夜空を焦がすたいまつ行列
 
加茂町の神原神社で8月22日、神宝火祭りが行われ、地元住民がたいまつを掲げ集落を練り歩きました。
この祭りは、昭和47年に神原神社下から見つかった三角縁神獣鏡(を含む神原神社古墳)の出土30周年記念となる平成14年に始まり、毎年この時期に開催されています。神原地区の住民は定期的に清掃活動を行うなど、古墳を当地区のシンボルとして大切に守ってきました。
辺りがすっかり暗くなった午後8時、子どもからお年寄りまで地元住民らおよそ100人のたいまつ行列が加茂中央公園を出発。「イーヤサーカーカンダカラ」と歌いながら神社をめざすと、炎に照らされた幻想的な風景が広がりました。
 

(6)まわしをしめて、はっけよい
 
熱戦を繰り広げる子どもたち 熱戦を繰り広げる子どもたち
 
掛合小学校の相撲道場で9月2日、恒例のわんぱく相撲大会が開かれ、出場した掛合小学校の児童55人が熱戦を繰り広げました。
5、6年生が、学年別、男女別にトーナメント戦で優勝を争うこの大会。毎年夏休み明けのこの時期に行われています。
主審の「はっけよい」の声で立ち上がり、組み合ったところから投げ技や足技を繰り出す子どもたち。手に汗握る好取組の連続に、応援に駆けつけた保護者や1~4年生からも声援が送られ、会場は大きな盛り上がりを見せました。6年の部で優勝した石飛大暉さんと高尾真友さんは口をそろえて「まさか優勝できるとは!」と驚いた様子。最後の大会で有終の美を飾りました。
 


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