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ふるさとウォッチング


 
(1)癒しの集落営農が創り出す未来

木次町湯村の槻之屋振興会(斎藤文隆会長)が第31回豊かなむらづくり全国表彰事業の日本農林漁業振興会会長賞を受賞
 
木次町湯村の槻之屋振興会(斎藤文隆会長)が11月23日、第31回豊かなむらづくり全国表彰事業の日本農林漁業振興会会長賞を受賞しました。
 
ダム建設に伴う公民館移転問題を契機に住民が非営利法人「槻之屋振興会」を設立したのが平成13年。地区住民全戸が参加し、環境改善活動、生活改善活動に取り組んできました。農業生産組織である農事組合法人槻之屋ヒーリングと連携して、多面的なむらづくりや営農活動の実践・支援など、地区全体の活性化にも取り組んでいます。
 
斎藤会長は「環境・生活改善部門の振興会と生産部門の槻之屋ヒーリングの住み分けが受賞につながったのではないか。これからも槻之屋地区の暮らしと農地・農業を守っていかなければならない」と、さらなる地域の発展をめざしました。
 
(2)小村徳男サッカー教室

小村徳男サッカー教室小村徳男サッカー教室
 
 サッカーのフランスワールドカップ(1998年)日本代表の小村徳男さんを講師に招いたサッカー教室が11月29日、加茂中央公園ふれあいの丘多目的広場で開かれ、市内のサッカー教室に通う小学生ら100人が参加しました。
教室は、小学1年~3年までのキッズクラスと小学4年~中学3年のジュニアクラスに分かれて開催。小村さんからシュート、ドリブルなどの基本を教わったり、ミニゲームで対戦したりと、子どもたちは真剣な表情でボールを追いかけました。
 
子どもたちは小村徳男さん(左)からボールを奪おうとタックルしますが。
 
 (3)「卒寿 渋川恒夫」花鳥展

作品を説明する渋川恒夫さん「卒寿 渋川恒夫」花鳥展の様子
 
雲南市を代表する芸術家の一人、渋川恒夫さんの作品展『雲南市合併5周年記念「卒寿 渋川恒夫」花鳥展』が11月21日から23日までチェリヴァホールで開催されました。
 
世界各国での受賞絵画をはじめ、漆芸品や陶芸品など64点が豪華に並んだ会場では、渋川さんが自ら作品を説明。来場者はその説明を聞きながら作品を鑑賞していました。
 
(4)出雲追分全国優勝大会

第20回出雲追分全国優勝記念大会
 
加茂町のラメールで11月23日に開かれた第20回出雲追分全国優勝記念大会。「唄」、「尺八」、「絃」の各部で審査が行われ、出場者101人が日ごろの練習の成果を披露しました。
 
20回の記念大会を前に出雲追分保存会では新歌詞を募集。市内外から180点が寄せられました。大会の審査開始前に新歌詞入選発表が行われ、最優秀賞に選ばれた升田良治さんら10人が表彰を受けました。
 
新歌詞最優秀賞 升田良治さん
 宍道湖水は 朝日に明ける 暮れは茜の (アノ)嫁が島
 
(5)郷土の誇りを 「砂子原誌」発刊

「砂子原誌編纂委員会」の(左から)坂本茂利総務担当、坂本和憲副委員長、土江暁一委員長、坂本英治会計担当 発刊された砂子原誌
 
地域自主組織「砂子原自治連合会」(加茂町)が10月1日、平成16年から進めてきた郷土誌「砂子原誌」を発刊しました。
 
「先人の努力に感謝し、地域への愛情と誇りをもってさらなる発展を願う」思いで編集された同誌は456ページの大冊。出雲国十郡村絵図や戦後からの空撮写真、明治9年の道路絵図に宗教・産業・生活・古い遊び・出雲弁などが記載された地域外の方にも興味深い内容となっています。
 
砂子原誌編纂委員会(土江暁一委員長ほか10人)の結成から5年半。150を超える会議が開かれました。2人の編纂委員が完成を見ずに逝去されるなど、大変な苦労と悲しい思い出を秘めての発刊となりました。
 今後は、同誌をもとに講演会を開催するなど、地区外の人にも広く呼びかけ、郷土への理解を深める取り組みが計画されています。
 
「砂子原誌」は1冊5,000円で販売されます。【申し込み】砂子原誌編纂委員会 坂本英治さん(●090‐4576‐3496)
 
(6)尾原ダムどんぐり・竹ポット引き渡し式

尾原ダムどんぐり・竹ポット引き渡し式 尾原ダムどんぐり・竹ポット引き渡し式
 
尾原ダム展望広場(木次町平田)で11月27日、斐伊川流域の小学生による「どんぐり」の苗作り活動が行われました。
尾原ダム建設のためにできた斜面に森を取り戻すために行われているこの活動。奥出雲町、雲南市、松江市の7つの小学校から150人の児童が集まり、竹ポットにどんぐりの種を植えました。
 
育った苗は平成22年の春にダム周辺に植栽されることになっています。
 

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