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ふるさとウォッチング

ふるさとウォッチング

 
【項目】
(1)特老ホームでボランティア
(2)楽しく運動「SAQ」
(3)夢はオリンピック選手
(4)大自然を満喫
(5)まが玉づくりで古代体験
(6)お茶の生産に懸ける思い
 

(1)特老ホームでボランティア
 
 
 
 財団法人島根県建設業協会雲南支部の会員らが7月30日、ボランティア活動として三刀屋町の特別養護老人ホーム梅里苑の清掃を行いました。
 この活動は「ふるさとまるごとクリーンアップ作戦」と称し年1回、同協会で県内一斉に取り組まれるもので今年が10回目。参加した20人の会員は3班に分かれて苑内の空調設備や車椅子、各部屋のドアレールなどの汚れをふき取りました。
 梅里苑の職員は「普段、掃除できないところをキレイにしてもらってとてもうれしい」と感謝しながら、「ぜひ来年も!」と話していました。
 

(2)楽しく運動「SAQ」
 
 三刀屋町のアスパルで7月27日、SAQトレーニング教室が行われ、参加した小学生30人が、正しく「動く・走る・跳ぶ」ための運動を教わりました。
 このトレーニングは、みとやっ子元気アッププロジェクトの特別教室として行われました。講師はSAQレベル2インストラクターの石庭光男さん。「ラダー」というハシゴ状の器具や高さ20cmの小さなハードル、不規則に弾む「クレイジーボール」などを使ったメニューに子どもたちは、走ったり、ジャンプしたりと、石庭さんと一緒に楽しみながら体を動かしました。

SAQトレーニングとは? Speed(速さ)、Agility(敏捷性)、Quickness(素早さ)の3要素から速さに必要な能力をシステム化し、「より速く」そして「より強く」「より高く」へと結び付けていく総合トレーニングプログラムです。
 

(3)夢はオリンピック選手
 斐伊小学校6年の高取侑史くん(木次町山方)が7月24日から神戸市で行われた全日本卓球選手権大会のホープス男子シングルスの部に出場し、見事3位に入賞しました。
 卓球を始めたきっかけは「両親がやっていたので」と高取くん。現在、出雲市の稗原クラブに所属し、毎日のように稗原小学校の体育館でラケットを握っています。
 全日本選手権3位の結果も「満足していない」と、さらなる高みをめざす卓球少年は「将来はオリンピックに出場したい」と真剣な表情で夢を語ります。
 高取くんは8月25日から大阪市で行われる東アジアホープス卓球交流合宿に日本代表選手として出場が決定。今後の活躍に期待が膨らみます。
 

(4)大自然を満喫
 
 
 掛合町の波多ふるさと活性化センター(旧波多小学校)で8月4日からの3日間、「おなかいっぱい!!リフレッシュ!!」と題した自然体験合宿が行われ、参加した市内の小学生41人が波多の自然を満喫しました。
 2日目、近くの県立公園ふれあいの里に出かけた子どもたちは、昼食の竹ご飯とヤマメの塩焼きづくりに挑戦。最初に、竹の切り出し係りとヤマメの調理係りの2班に分かれて活動しました。それぞれに作業を終えると、次は全員で竹ご飯の準備。指導員からのこぎりの使い方などを教わりながら、黙々と作業に取り組んでいました。
 火にかけたご飯とヤマメの塩焼きができあがると、みんなそろって「いただきます」。自分たちで作った食事の味は格別の様子で、あっという間に完食しました。
 2泊3日の合宿で、子どもたちはそうめん流しや星の観察なども体験し、夏休みの一日を有意義に過ごしました。
 

(5)まが玉づくりで古代体験
 
 
 
 吉田町の鉄の歴史博物館で8月8日、古代体験イベントが行われ、訪れた親子連れなどがまが玉づくりに挑戦しました。
 四角い石を見本のまが玉のようにきれいに仕上げようと、削り粉で腕を真っ白にしながら、一心不乱に石を削る子どもたち。水で洗い、納得いくまで磨き上げたら、ビーズと一緒にひもに通し、首飾りにして持ち帰りました。
 古代体験の名のとおり、完成した首飾りと古代の服を着ての記念撮影のサービスも行われました。
 

(6)お茶の生産に懸ける思い
 
 
 春の一番茶のできを評価する島根緑茶品評審査会で、加茂町の砂子原茶業組合(内部武雄組合長)出品のお茶が1位の中四国農政局長賞に選ばれました。
 審査対象となるのは、茶葉の外観とお茶を入れたときの水色、香気、滋味。県内各地から出品された全19点のうち同組合のお茶は200点中195点を獲得して通算5度目の栄冠に輝きました(2位の県知事賞も過去7回受賞)。
 中四国農政局長賞を受賞し「これからも良質なお茶の生産に努力したい」と話す一方で、「近年の価格低迷は農家にとって死活問題。品質を落とさないようにするのは大変」と、内部組合長は苦悩を明かします。
 


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