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八丁堀通信

 
八丁堀通信

 
今月は、経済産業省中国経済産業局で派遣研修している職員から届いた近況報告をお伝えします。
 
経済産業省 中国経済産業局 総務企画部/渡部 喬

経済産業省 中国経済産業局 総務企画部/渡部 喬こんにちは。
昨年4月から広島市の合同庁舎にある中国経済産業局で働いています。赴任当初は満員電車による通勤など生活環境の違いに戸惑うことも多かったのですが、「あっ!」という間に1年が過ぎてしまいました。遅くなりましたが、近況報告をさせていただきます。

唐突ですが、私は清原和博の大ファンです。高校時代は、甲子園をめざして野球に励んでいました。同い年には甲子園で5打席連続敬遠などこれまで多くの伝説を残してきている松井秀喜がいます。同年代の誇りであり目標とすべき人格者、アスリートです。そんな彼を清原が絶賛しているコラムを目にしました。「10対0と大差のついた試合。9回の打席できっちりフォアボールを選ぶアイツ(松井)の集中力。それだけは僕がまねできないところです」と。「生涯打率3割を打てるか打てないかの分岐点は、第4打席にある」ということでしょうか。当然、打者であれば、最初の打席はモチベーションが高いのですが、どんな展開でもすべての打席に集中して大切にしているとは限りません。

こちらでの経験が大差のついている試合ということではありませんが、清原が言う松井のような姿勢で臨む2年間にしなければならないという当初の目的を思い出すことができました。最初はいろいろと吸収しようと意気込んで緊張感で一杯でしたが、最近では、惰性に任せているような気がします。もう一度自分の足下を見つめ、残された貴重な時間を目標を持って過ごしていきたいと思っています。
現在、経済産業省では、「地域資源の活用」や「農商工連携」等の施策を展開し、地域産業の振興に取り組んでいますが、市の職員ではできない数多くの貴重な経験をさせていただいています。「『地域資源』とは地域の中だけにいては発見することも評価することも難しいもの」とよく言われます。その意味することを実感しています。

残りわずか。外から雲南市を見つめ、いろいろな方とのネットワークをつくり、「地域愛」を持った雲南市職員となるための大切なプロセスにしたいと思います。そして、これからも地域の皆さまと一緒に頑張っていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

※中国経済産業局のホームページ(http://www.chugoku.meti.go.jp/
 

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