ここから本文です。

ここから本文です。

ふるさとウォッチング

ふるさとウォッチング

 
【項目】
(1)地域で「声かけ」「話し合い」
(2)地区住民に見守られ
(3)人権の花運動
(4)息の合ったオールの動き
(5)これからの地域づくりのために
(6)山頂からの眺めは最高
 

(1)地域で「声かけ」「話し合い」
 
市役所を訪れ、全国大会での表彰を速水市長(左)に報告した西原倍子さん
 
木次町日登愛育班では、昭和53年の発足以来30年間、地域の見守り活動を続けています。愛育班は家庭を訪問して話を聞き、子育て不安に悩む親や一人暮らしの高齢者の生活不安等に対する支援を行っています。班員が集まっての勉強会や「愛育だより」の発行で情報の共有にも努めています。
発足当初から同班の中心的役割を担い、「細く長く続く愛育班活動」を合言葉に取り組む西原倍子さんは4月15日に東京都で行われた第41回愛育班員全国大会で功労者表彰を受けました。30年の活動を振り返りながら西原さんは「これからも地域に根ざした地道な活動を続けたい」と、愛育班活動への意欲を語ります。
 

(2)地区住民に見守られ
 
 
吉田のまちを練り歩く稚児行列吉田町の春の伝統行事・子安観音祭が5月3日に行われ、かわいい稚児行列が町内を練り歩きました。
昭和27年から毎年行われているこの祭り。今年は市内外から16人が参加。吉田保育所を出発した稚児行列は地元住民らが見守る本町通りを抜け子安観音が祭られている吉田公園の観音堂をめざしました。保護者に手を引かれながら、急な参道を登り観音堂に到着した稚児は持っていたゆりの花を祭壇にたむけ、健やかな成長を祈りました。
 

(3)人権の花運動
 
鍋山小学校での花の種子等の贈呈の模様
 
雲南市,雲南人権擁護委員協議会及び松江地方法務局雲南支局では,小学生を対象に,「人権の花運動」を進めています。
この運動は,児童が協力しながら花を育てることにより,協力や感謝することの大切さを学ぶとともに,やさしさや思いやりの心を体得し,人権思想を育むことを目的としています。
本年度は,雲南市立西小学校・加茂小学校・西日登小学校・鍋山小学校・掛合小学校・吉田小学校の6校で実施しています。
 

(4)息の合ったオールの動き
 
第8回斐伊川お花見レガッタの様子
 
木次町の斐伊川河川敷特設ボートコースで5月10日、第8回斐伊川お花見レガッタが行われ、出場した89チームが熱戦を展開しました。
山陰地方のレガッタシーズンの始まりを告げる同大会には市外からも多くのチームが参加。大きな掛け声と共に選手がオールを漕ぐとボートはグングン加速し、水面を滑るように進んでいきました。
 

(5)これからの地域づくりのために
 
郷土誌を手に、左から原喜弘駅前自治会長、黒田直幸編纂副委員長、吉木彰編纂委員長、細木英明編纂副委員長
 
大東町飯田の駅前自治会でこのほど、「駅前郷土誌」が完成しました。「60余年の地域の歴史を記し、これからの地域づくりに活かそう」と有志が発起人となり、編纂委員会を発足し、作成にあたりました。
郷土誌は歴史、産業経済、文化など173ページで構成され、昭和18年の駅前自治会発足から、地区内を東西に横断する主要地方道松江木次線バイパスの開通まで65年間にわたる変遷の様子が綴られています。
「地域を学ぶ教材として本誌を活用し、安心・安全で住みよい駅前地区の地域づくりを進めたい」と語るのは、編纂委員長の吉木彰さん。
「駅前郷土誌」は1冊2000円で販売中。申し込みは駅前自治会長・原喜弘さん(電話0854-43-3567)まで。
 

(6)山頂からの眺めは最高
 
山頂で休憩する児童ら 斐伊川に鮎の稚魚を放流
 
木次町の温泉小学校の全校児童24人が5月1日、雲南市と奥出雲町にまたがる岩伏山(標高456m)に登山遠足にでかけました。
この日は、近くで建設が進む尾原ダム事業の行政関係者も一緒に山頂をめざしました。険しい登山道を登り山頂に到着した一行。眼前に広がる景色を楽しみました。
下山後は、斐伊川に鮎の稚魚を放流。山に川に児童らは元気に活動しました。
 


もしもに備えて

防災情報

急病時の医療機関