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ふるさとウォッチング

「市報うんなん」2008年11月号

 
【項目】
(1)畑展望公園まつり
(2)駅とともに地域の活性化を図る
(3)国体で優勝
(4)炎と音楽の饗宴
(5)掛合町・うん、どうかい?
(6)高原でのレース楽しむ
 

(1)畑展望公園まつり
 
こしひかりのつかみ取りは行列ができるほど大人気 かぼちゃの重量あても行われました
 
大東町畑鵯の畑展望公園で10月12日、5回目となる公園まつりが行われ、地元住民らで構成するまつり実行委員会のメンバーが餅まきや新米コシヒカリのつかみ取りなど、多彩な催しで来場者と交流しました。共催のNPO法人くらしアトリエのみなさんも「風景とコーヒーとおやつを楽しむお店」を出店。秋晴れの下、多くの来場者でにぎわいました。

天気のよい日は隠岐の島まで見えるという眺望も同公園の魅力の一つ。無料の望遠鏡も設置されていますので、ぜひ一度足を運んでみてください。
 

(2)駅とともに地域の活性化を図る
 
校歌を歌ってトロッコ列車を見送る久野小学校児童ら 車内では香茸ご飯などを販売
 
県外からの利用者も多いトロッコ列車の乗客とふれあい、地域活性化を図ろうと、下久野駅を活性化する会(長妻清代表)がイベントを企画。10月11日、大東町下久野のJR下久野駅で久野小学校の児童らが備後落合へ向かうトロッコ列車「奥出雲おろち号」を出迎えました。鬼にまつわる逸話から「動動(あよあよ)」と名づけられた神話駅名にちなみ、子どもたちは鬼の面を乗客にプレゼント。久野小学校の校歌を歌って列車を見送りました。

同会のメンバー5人は列車に乗り込み、地元産の香茸ご飯や記念乗車券を販売。乗客は珍しいキノコごはんを次々と買い求め、「お土産にあと二つ」と言う人も。早速味見した、三井野原の親戚に会いに行くという大阪からの男性客は「珍しいものが食べられた。とてもおいしい」と思いがけないご馳走に舌鼓を打っていました。
 

(3)国体で優勝
 
大分国体で優勝した島根三洋女子ソフトボール部の皆さん
 
9月末から10月初めに大分県で開催された「チャレンジ!おおいた国体」に三刀屋町出身の杉原加代選手(デンソー)が出場。陸上の成年女子5000mで優勝し、チーム移籍後、初となる栄冠を手にしました。

島根三洋の女子ソフトボールチームは、1回戦で北海道を破り、準々決勝に進んだところ、雨でその後の試合が中止に。ベスト8に残った全チームを優勝として、大会日程が終了しました。

菊川久美子監督は「もっと試合がしたかった。『優勝』という結果は素直に喜びたい」としながら、「まずは日本リーグ1部昇格!」と次の目標を見据え、気持ちを切り替えていました。
 

(4)炎と音楽の饗宴
 
 
 
銅鐸の響き加茂弥生まつりが9月28日、ラメール広場で行われました。

辺りが夕闇に包まれた午後7時ごろ、祭りのフィナーレを飾る「炎と音楽の饗宴」がスタート。燃え上がる大小15本の火柱を背に、掛合町在住のミュージシャン・長谷川純さんやトランペット奏者・熱田修二さん(出雲市出身)らが楽曲を披露しました。

後半には、加茂町の子どもたちも舞台に登場。長谷川さんらとともに加茂岩倉銅鐸をテーマとした「弥生の歌」を元気いっぱい響かせました。
 

(5)掛合町・うん、どうかい?
 
 
4年に一度、オリンピックの年に開かれる掛合町民運動会が10月12日、掛合中学校で行われ、町内の老若男女が一堂に会しました。

「孫付け三代」の愛称で親しまれている家族対抗リレーでは、三世代が、孫、子、親の順番で家族の絆をつなぎ、1チーム17人で競う地区対抗総合リレーでは、手に汗握る展開に、応援席から大きな声援が送られていました。
 
 

恒例の「むかで駅伝」には、おなじみの強豪チームに加え、ユニークな仮装を施したチームなど、バラエティに富んだ16チームが参加。スピード感あふれるレースを楽しみました。
 

(5)高原でのレース楽しむ
 
一斉にスタートを切る参加者
 
永井隆記念明石高原平和ロードレース大会が10月13日に開かれ、参加したランナーらが、明石緑ヶ丘公園内に設けられた周回コースを駆け抜けました。

大会は、長崎で被爆しながらも「如己愛人」や「平和を」の精神を世界に向け訴え続けた博士の遺徳を讃えるとともに、平和に対する意識の高揚やスポーツの振興を目的に実行委員会が毎年体育の日に実施しているもので、今年で13回目を数えます。

素晴らしい秋晴れとなった今年の大会には約220人が参加。12部門に分かれ、1周2.5キロのコースに挑戦しました。選手らは、中盤にある急勾配に苦しみながらも、爽秋の風をほほに、秋の気配漂う高原でのレースを楽しんでいました。

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