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ふるさとウォッチング

「市報うんなん」2008年9月号

 
 項 目
 (1) 近所の川で魚とりに挑戦
 (2) ドイツのスポーツ少年団がそば打ち体験
 (3) 昼食にそうめん流し
 (4) 忍者になって宝探し
 (5) 龍頭が滝に響く歌声
 (6) 老若男女247人が健脚競う
 

(1) 近所の川で魚とりに挑戦
 
川遊びを終え、鮎の塩焼きにかぶりつく子ども
 
加茂町加茂中の中村上集落を流れる中村川で7月26日、「中村川を見直そう!」と題した環境保全活動が行われ、近所の子どもたちが川に入って魚とりに挑戦しました。「子どもたちに川の生き物にふれ、同時に環境について考えてもらおう」と、農地・水・環境保全向上対策に取り組む中村上保全組合が主催。
魚とりに挑戦する子ども水深15cm程度の浅い川に入り気持ちよさそうにはしゃぐ子どもたちの足元に鮎やナマズなどが放されると捕獲作戦スタート。ほとんどの子どもが泳ぐ魚に触るのは初めてで、「ヌルヌルする!」などと声を上げながら、夢中で追いかけました。始めは怖がっていた子どももすぐに慣れ、つかまえた鮎を手に自慢げに母親に見せるなどしていました。
 

(2) ドイツのスポーツ少年団がそば打ち体験
 
そば打ち体験するドイツスポーツ少年団のメンバー
 
ドイツスポーツ少年団のメンバー(指導者1人、団員9人)が、「日独スポーツ少年団同時交流」事業で来日。7月29日に雲南市を訪れ、市内各地でスポーツ交流や文化体験を行いました。
8月1日には、木次町の温泉サブセンターでそば打ちに挑戦。最初に、地元のそば打ち名人の松本道義さんが手本を見せました。そば粉と水を混ぜてこねるところから、伸ばした生地をたたんで包丁で切るところまでの一連の作業を教わると、メンバーもそば打ちを開始。生地のやわらかさなどを確かめながら丁寧に作業を進め、一度見ただけとは思えない手際のよさで、松本さんらを驚かせました。
このそばは、夜のお別れ会の食卓へ。自分で打ったそばの味は格別だったようで、ドイツの子どもたちは次々とおかわりし、雲南市での最後の夜を満喫していました。
 

(3) 昼食にそうめん流し
 
そうめん流しを楽しむ大東保育所園児
 
大東保育園の園児が8月1日の昼食にそうめん流しを楽しみました。
同園が、「子どもたちに、季節を感じながら普段と一味違う昼食を楽しんでもらおう」と大東給食センターの協力を得て行ったもので、前日に竹切りに出かけ、準備を進めました。
 園舎のデッキにそうめん流しの仕掛けが整うと、園児らは先生から自分のコップにめんつゆとネギを入れてもらい、竹の横に整列。給食センターの職員がゆであがったそうめんを流すと、箸を構えてそうめんを受け止めました。次々と流れてくるそうめんを持ち上げるのに悪戦苦闘する子どもたち。やっとの思いで口に運び、ツルツルと冷たい麺をほおばりました。
 

(4) 忍者になって宝探し
 
 
 

NPO法人あそび環境Museumアフタフ・バーバンが主催するイベント「忍者・雲南のまちを走る」が8月7日からの3日間、雲南市内で開かれました。
9日、波多ふるさと活性化センター(旧波多小学校)で行われた「忍者・波多街道で宝を探せ」には、子ども約30人とその保護者らが参加。いすや机、ロープなどで障害物をつくり、からくり屋敷に見立てた施設内で、宝探しを楽しみました。
頭に風呂敷を巻き、すっかり忍者になりきった子どもたちは、グループに別れての修行を終えると、いよいよ宝が隠されたからくり屋敷へ潜入。習得した術をフル活用し、敵の影忍者に捕まらないようにしながら、100本の巻物を見事に見つけ出しました。

 

(5) 龍頭が滝に響く歌声
 
掛合町松笠の龍頭が滝で8月16日、「六子(ろこ)清涼コンサート」が行われ、およそ100人の観客が六子さんの歌声に聴き入りました。
六子さんは山陰地方を中心に活躍する松江市在住のシンガーソングライター。和風の曲調に独特のハスキーボイスで人気を博しています。
この日は、途中激しい雨が打ちつけるあいにくの天候。それでも、六子さんはテントを張ったステージでギターを弾きながら、NHKおーいニッポン島根県の歌「だんだん」など10曲を熱唱。観客も、ふるさとや家族への思いを綴った歌詞にじっと耳を傾けながら、手拍子をしたり、一緒に歌ったりしてコンサートを楽しみました。後半は雨も上がり、ステージと観客が一体となったアットホームな雰囲気が会場を包んでいました。
 

(6) 老若男女247人が健脚競う
 
 
 
第17回ふれあいロード・マラソン大会が7月27日、吉田町田井公民館を発着点に行われました。雨が心配された曇り空も、走るにはちょうど良い状態で、市内外から集まった247人の老若男女が健脚を競いました。
大会には元オリンピック選手でカネボウ陸上競技部の伊藤国光監督と戸舘比呂光トレーナーの2人も招待選手として参加。小学生の部と一般男子の部で、出場者と一緒に楽しく走りました。
競技を終えた出場者全員にイノシシ汁が振る舞われたほか、伊藤監督の陸上競技質問コーナーが設けられるなど、1日を通して参加者らは互いに交流を深めました。
 
 
 

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