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ふるさとウォッチング

 
ふるさとウォッチング

 
【項目】
(1)米寿を祝う舟屋台
(2)かるたで地元を再発見
(3)ハワイで快挙達成
(4)雲南病院の入院患者らにプレゼント
(5)生演奏に感動
 

(1)米寿を祝う舟屋台
 
雪中を練り歩く舟屋台 仙人のすむ蓬莱山に見立てた、長寿を願う島台。
 
1月1日、大東町上久野の長谷集落(17世帯)で米寿を祝う伝統行事が行われ、長さ5メートルを超える舟屋台が集落を練り歩きました。

同集落に古くからあり、5年ぶりとなったこの舟屋台行事。米寿の該当者がある年の元日に行われます。

大晦日から降り続く雪で真っ白な銀世界の中、長谷集落共同作業場を出発した舟屋台はおよそ1時間をかけて集落を練り歩き、今年88歳を迎える福間澄子さん宅に到着。舟に載せた祝いの酒や餅、そして、昆布や大豆、松竹梅といった縁起物で作られた島台を届け、米寿を祝いました。
 

(2)かるたで地元を再発見
 
1月5日に開かれた、新春かるた大会 完成した幡屋かるた
 
大東町の幡屋公民館が地区内の名所や旧跡などを盛り込んだ「幡屋かるた」を制作。苅田幹夫公民館長の発案から7年の歳月を経て、このほど完成しました。

読み札の文句は地区住民に公募。集まった150点余りから作成委員が厳選しました。取り札の絵は地元小学校4~6年生(平成19年当時)50人が担当。それぞれの場所に出向くなどして書き上げました。

作成委員の一人で、同公民館の図書部長を務める福山静夫さんは「地区住民が協力してみんなで作り上げた。かるたに登場する地元の隠れた名所などを家族や友だちでまわって、ふるさとの良さを再発見してもらいたい」とかるたに込めた思いを語りました。

「幡屋かるた」は1組1,000円。幡屋公民館(0854‐43‐2800)で取り扱っています。
 

(3)ハワイで快挙達成
 
完走者だけに贈られるTシャツを着た和久利さん。手に持っているのが今回の優勝盾です。米国ハワイで12月14日に行われたホノルルマラソン2008に大東町上佐世の和久利誓一さん(71歳)が出場し、男性70~74歳の部で見事優勝を飾りました。

「ホノルルを大きな目標にしていたが、まさか優勝するとは!」と2度目の挑戦となったレースを振り返る和久利さん。「大東ふれあい運動場で中高生や陸協のメンバーと一緒に練習することで大きな力をもらっている」と周りの人々への感謝も忘れません。

「これからも健康のために走り続けたい」としながら、「3月の東京マラソンで金メダル」と次の目標に向け今日も練習に力が入ります。
 

(4)雲南病院の入院患者らにプレゼント
 
入院患者にプレゼントを渡す商工会サンタ
 
公立雲南総合病院で12月24日、雲南市商工会青年部員扮するサンタクロースが、プレゼントを手に院内を回り、入院患者らを喜ばせました。

青年部は、今年8月に主催した野外ライブ「雲南ジャズフェスティバル」の収益の一部を地域の福祉に役立てたいと、この取り組みを企画。医師不足や財政難で全国の病院が苦しむ中、地域の医療拠点としてがんばる雲南病院への感謝の気持ちをイベントに込めました。

参加した青年部員ら総勢20人は、忙しい仕事の合間を縫い、交代しながらサンタクロースに扮装。「メリークリスマス!」と優しく声をかけ、準備したプレゼント約1,000個を患者や医師、看護師らに次々と手渡しました。

プレゼントの中には、市内の小学生が言葉を添えたメッセージカードも入れられており、入院患者の一人は「ちょっとした気配りが、とても嬉しかった。気持ちが塞ぎがちになる私たちにとって、何よりの贈り物ですね」と思いがけないイブの出来事に、微笑を浮かべていました。
 

(5)生演奏に感動
 
子どもたちを楽しませた三高のアンサンブル
 
三刀屋高校吹奏楽部が冬休み期間を利用して出張演奏会を開催。1月7日、44人の部員うち11人と顧問の太田知伸先生が木次保育所を訪れ、アンサンブルを披露しました。

「子どもたちに生の演奏を聴かせたい」と同保育所からの依頼を受けたもの。生徒らは、クラリネットやトロンボーンといった楽器を保育所児に紹介した後、冬にちなんだ童謡「雪」など10数曲を披露。子どもたちも「崖の上のポニョ」や「赤いスイトピー」の演奏の際には、一緒に歌ったり踊ったりして楽しみました。

保育所児からお礼のメダルを贈られた部員の一人は「子どもたちがとてもかわいかった。楽しく演奏できた」と笑顔で感想を話しました。
 


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