ここから本文です。

ここから本文です。

ふるさとウォッチング

 
ふるさとウォッチング

 
【項目】
(1)大きく育て!人権尊重の心
(2)やわらかな光を浴び、のんびりとお買い物
(3)本物の手仕事の品々並ぶ
(4)迫力の響きが観客を圧倒
(5)魚のDHAが認知症予防に効果?
(6)ゆず湯で体も心もぽかぽかに!
 

(1)大きく育て!人権尊重の心
 
ハナミズキを植樹する子どもたち
 
12月の人権週間に先がけ11月21日、中野小学校の児童らが“人権の樹”ハナミズキを植樹しました。この記念植樹は、学校で実施している「人権の花運動 3年間達成」の記念に行われたものです。

校庭に植えられたハナミズキと共に、子どもたちが大きく育つことを願います。
 

(2)やわらかな光を浴び、のんびりとお買い物
 
軒先に並べられた雑貨や小物 どんぐりで買い物をするお寺
 
山陰各地にある“食やもの”の豊かさを味わう「落ち葉とおさんぽ朝市」が11月23日、吉田町の吉田本通り周辺で開かれました。

スローライフをキーワードに山陰の魅力を発信しながら、楽しく心地よい暮らしを創造するNPO法人くらしアトリエが主催したものです。

温もりと郷愁感あふれる民家の軒先に、素材の良さを活かした手作りの食品や可愛らしい小物などが並べられ、若い女性や小さな子どもをつれた家族らが買い物を楽しんでいました。

通りから少し外れたお寺の境内には、どんぐりのお金で買い物ができる絵本や焼き菓子の店がお目見え。子どもたちが、換金したどんぐりを手に嬉しそうに走り回っていました。
 

(3)本物の手仕事の品々並ぶ
 
みとや工芸五人展会場の様子
 
みとや工芸会による「みとや工芸五人展」が12月12日~14日の3日間、アスパルで開かれ、多くの来場者でにぎわいました。

三刀屋町で創作活動を行う工芸作家、斐伊川和紙の井谷伸次さん、御門屋窯の須山英一さん、白磁工房の石飛勝久さん、永見窯の永見克久さん、木彫の景山孝三さんの作品を一堂に展示、販売するこの五人展。毎年この時期に開催され、今年で20回を数えます。

数多く並べられた作品を眺めながら、来場者は気に入った品を手にとって説明を聞いたり、買い求めたりしていました。
 

(4)迫力の響きが観客を圧倒
 
取りを務めた掛合太鼓 出雲市佐田町の「さだ須佐太鼓」
 
雲南市内の太鼓団体が一堂に会する「雲南市太鼓フェスティバル『鼓響』」が11月24日、アスパルで開かれ、力強く打ち鳴らされる太鼓の響きが詰めかけた約500人の観客を魅了しました。

雲南市太鼓連合が主催した同フェスタは、雲南市誕生一周年を祝い平成17年に行われて以来、2回目の開催。ジュニアチームを含む連合傘下の8団体に加え、ゲスト2団体が参加しました。

掛合太鼓は、房バチを用いた華やかな「はやしこ太鼓」や毛利・尼子の合戦を表現した「日倉城太鼓」などの演目をメドレーで披露。一糸乱れぬ演奏で見事に公演の取りを務めました。
 

(5)魚のDHAが認知症予防に効果?
 
講演する山下一也教授認知症について学ぶ参加者ら 
 
木次町の下熊谷コミュニティセンターが12月2日、地区福祉委員会などと協力して講演会を開催。下熊谷地域福祉サブセンターに集まった地区住民ら115人が「認知症の予防と食事」について学びました。

講師に招かれた島根県立大学短期大学部出雲キャンパスの医学博士・山下一也教授が国内外の研究データなどを紹介。現在は魚離れが著しい日本人の食文化を引き合いに出し、「魚に含まれるDHAという物質を食べること」、「メニューを考えたり材料を量ったりなど、頭を使って料理を作ること」で、脳の神経細胞を活性化させることが認知症の予防に効果があると話しました。生活習慣病としてとらえられるようになってきた認知症。山下教授は「予防には生活習慣を見直すこと」との持論を力説しました。

参加者は、「食事で認知症の予防ができるなら!」と、熱心に耳を傾けていました。
 

(5)ゆず湯で体も心もぽかぽかに!
 
ゆず湯古くから冬至にゆず湯に入る習慣がありますが、木次町のおろち湯ったり館では、「地元で取れたゆずを楽しんでもらいたい」と一足早いゆず湯を企画。12月6日、7日の両日、温泉とゆずのさわやかな香りで入浴に訪れる人々を癒しました。

玄関前では豚汁も振る舞われ、来館者は足を止めて温かなもてなしに舌鼓を打ちました。
 


もしもに備えて

防災情報

急病時の医療機関