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雲南ニュース

 
雲南ニュース

 
【項目】
(1)教育委員会が文部科学大臣表彰受賞/キャリア教育推進に弾み
(2)雲南市教育フェスタ2008/地域をあげて子どもの「育ち」「学び」を支援
(3)農商工連携セミナー&見本市/地域内連携で新商品開発
(4)雲南市民歳末余芸大会/歌や踊りのステージ
 

(1)教育委員会が文部科学大臣表彰受賞
「キャリア教育推進に弾み」
 
表彰状を手に永瀬豊美教育委員長このほど、キャリア教育優良取組団体として雲南市教育委員会が文部科学大臣表彰を受賞することが決定し、11月22日、文部科学省(東京都)で行われた「キャリア教育推進フォーラム」で表彰状の授与が行われました。

この表彰は、キャリア教育の充実・発展に尽くした功績が認められたもので、雲南市は、キャリア教育推進プログラム(『夢』発見プログラム)の策定や、その中に取り入れた「『夢』発見ウィーク」の実践及び広報活動等が高く評価されました。

小中一貫の『夢』発見プログラムは“ふるさと雲南”が誇る豊富な教育資源「人・もの・こと」を活用し9年間を通して子どもたちの将来の夢や希望、勤労観や職業観、ひいては「生きる力」を育てることを目標にしています。「お弁当の日」の取組もこの中に位置づけられています。

未来の雲南市を担う子どもたちを、地域全体で育てるため、学校・家庭・地域・企業等の皆様の更なるご理解とご協力をお願いします
 

(2)雲南市教育フェスタ2008
「地域をあげて子どもの「育ち」「学び」を支援」
 
 
11月30日、アスパルで雲南市教育フェスタ2008が開かれ、参加した市民らが、地域で取り組む子育てについて考えました。

竹下和男校長最初に、香川県の綾上中学校の竹下和男校長が、子どもの成長を“食”の面から見直そうと取り組む「弁当の日」について講演。この弁当の日は、子どもたちが自ら弁当を作り、食べ物の大切さや料理を作る人の気持ちを知ることで、思いやりの心などを育てようと、竹下先生が15年前に赴任先の小学校で始めました。その後、中学校に転任してもこれを継続。家庭科の授業が始まる小学5年から中学生までの児童、生徒が年数回の弁当の日に真剣に向き合うようになりました。回を重ねるごとに、子どもたちが自ら話し合ってメニューを決めるようになったこと、家庭ではご飯の炊き方やおかずの調理方法、食材の買い出しなどで家族とのコミュニケーションを深めたこと、給食の残飯の量が減ったことなど弁当の日のメリットを紹介。「自分で作る」弁当の日のルールに反して親が作った弁当を持たされた子どものことなど失敗例も交え、「試行錯誤や失敗の経験が子どもを成長させる。周りの大人が見守ることも大切」と語りました。

石原PTA会長続いて、塩田小学校PTA会長の石原和浩さんが同校で実施している「弁当の日」について発表。4年生の息子が弁当を作る様子を映像で紹介し、家族のふれあいの場として大きな効果をもたらしたことを報告しました。

午後には、雲南市教育支援コーディネーターの石田誠さんが今秋実施した中学生の職場体験「『夢』発見ウィーク」の取り組みを、株式会社キラキラ雲南の神田陽二企画員が放課後・週末・長期休業を活用した「うんなん元気っ子わくわく教室」の実践内容をそれぞれ発表。二つの分科会で一般参加者とともに課題の抽出、改善策の提言等が行われました。高齢者介護施設で働いているという一般参加者から「夢」発見ウィークについて「中学生との交流で自分たちも元気になったし、勉強にもなった。受け入れ期間としては、3日間がちょうどよい」との感想が寄せられるなど、活発な意見交換が行われました。

雲南市が進める「ふるさと雲南キラキラ未来プロジェクト」。こうした様々な事業を通して、心豊かな子どもの生育に雲南市全体で取り組んでいきます。
 

(3)農商工連携セミナー&見本市
「地域内連携で新商品開発」
 
意見交換を行う参加者
 
12月8日、ラメールで「農商工連携セミナー&見本市」が行われ、市内の農業者と商工業者が新たな事業展開に向けて交流しました。

(有)ステファンテリーNIIの新居敏春さんによる講演も行われました。安全・安心な食品を求める消費者の声を受け、各地で国内回帰の動きが強まる中、雲南市でつくられる豊かな農産物と優れた加工技術による「ほんもの」の食品を積極的に作り出す環境を創出しようと、雲南市、雲南市商工会、雲南農業協同組合などが主催。参加者が持ち寄った農産物や商品等の見本市を開催し、異業種間の出会いの場を提供したものです。

見本市には農業や食品製造業など様々な業種の20社が出展。商品の試食や意見交換をしながら、新商品の開発などを探りました。出展者の一人で菓子製造小売を行う橘康博さんは「身近な果物の生産者など知らないことがたくさんあった。今後の商品開発など新たな転換が期待できる」と、手ごたえを感じていました。

最後に、雲南市産業振興センターから「雲南市農商工連携協議会」の設立を提案。〝みんなでつくる!うんなんのほんもの〟への賛同を呼びかけました。
 

(4)雲南市民歳末余芸大会
「歌や踊りのステージ」
 
意見交換を行う参加者
 
市民相互の融和や市内社会福祉事業の充実を目的とする雲南市民余芸大会が12月7日にアスパルで開かれました。

2回目となる今年の大会には、市内などから21団体(個人を含む)が出場。すばらしい余芸を次々と披露し、詰めかけた約1,100人の観客を喜ばせました。
 
アスパル音楽教室 アスパル音楽教室
教室に通う2~5歳のちびっ子によるリトミックリズム活動。バチで音を出したり、踊ったりする可愛らしい姿に、会場もメロメロでした。
下熊谷音頭保存会 下熊谷音頭保存会
夏祭りや福祉施設のイベントなどで音頭を発表している同保存会。余芸大会のステージでも地域の発展を願い、にぎやかに踊りました。
スマイルNo.1 スマイルNo.1
特別養護老人ホーム「えがおの里」職員で構成されたスマイルNo.1。施設の紹介を兼ね、入居者らと楽しむ忘年会の様子を寸劇で披露しました。
 


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