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私たちのまち 雲南市まちづくり基本条例 シリーズ12

「市報うんなん」2008年3月号

 
雲南市では、市民参加や行政運営などのルールなどの基本的事項を定める条例を制定することにしました。基本条例の内容については、市民の皆さん12人による「「まちづくり推進懇話会議」で検討されており、その状況についてお知らせします。今回は、第12回まちづくり推進懇話会議での検討状況をお知らせします。
 
1月17日、11回目となるまちづくり推進懇話会議が開催されました。前回に引き続き、提言書(素案)に対する意見交換が行なわれました。
これまでの内容に加え、「情報の共有」、「新しい公共空間」を盛り込む方向となりました。
 
◆ 情報の共有化
まちづくりの基本理念を実現するためには、みんながまちづくりに関する情報を共有していることが前提であり、市民相互、過去と未来の情報共有もできていることが理想であることから、
 ○市民、議会及び行政は、まちづくりに関する情報を共有するよう努めること。
 ○議会と行政は、市民の知る権利を保障するため、文書を適切に管理すること。
の2文を謳う方向となりました。
 
◆ 新たな公共
多様な主体が、協働しながら、地域課題の解決に取り組み、新たな公共の創造に努めていくことが必要であることから、
 ○市民、議会及び行政は、新しい公共を創造するための行動に努めること。
 ○市民は、自主性及び自己の責任にもとづき、公共サービスの提供を担えること。
 ○市長は、市民が公共サービスの提供を担うための環境整備に努めること。
の3文を謳う方向となりました。
 
新たな公共・・・行政のみが公共サービスの担い手ではなく、多様な主体が公共の領域を担っていこうとすること。
なお、新たな公共の創造に向けては、資金や仕組みといった課題もあることから、次回学習会を開催することとなりました。
 
会議の内容は、「市報うんなん」のほか、「市ホームパージ」でお知らせしておりますので、基本条例やまちづくりに関し、自由なご意見をお聞かせください。
 

■ 推進懇談会委員の声
 
岩佐恭生さん(木次町)
まちづくりは、家庭の営みと似ていると思う。生活を通して暗黙のルールが積み上げられていく。いちいち明文化はしないものだ。
しかし、家庭生活の破綻の要因としてお互いの隠し事があるように思う。まちづくりでもルールを明確にし、隠し事をなくすためにも条例制定には期待するものがある。
   
大家眞木子さん(吉田町)
合併して3年、これから先私達の雲南市が活き活きと心豊かに暮らせるまちになるようにという思いで、懇話会に参加しています。市民が主役になることの大切さを思い、地域の実態をふまえながら、市民・議会・行政の協働の体制をつくりあげることが課題です。
みんなの力で「和を」「輪を」つむいで行けたらと思います。
 
【問】政策企画部政策推進課 0854-40-1011

 
 

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