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雲南市長のコラム

「市報うんなん」2008年3月号

 
永井隆博士誕生日記念平和の祈りコンサートであいさつする市長中国産餃子の農薬汚染が大きな問題となっています。同じ類の話題に辟易しますが、中国産の食材が使われている食品を売り場から除いたらお店の棚が空になったとの話も伝わってきます。
世界の人口が拡大基調にあること、中国の広範な緑地が砂漠化しつつあること、地球の温暖化の進展などは、近い将来世界が食料不足の危機に見舞われることを容易に予想させます。ましてや日本の食料の自給率は40%を切り、日本の食卓は中国産に限らず外国からの食材で占められています。
これらが入ってこなくなったら大変どころではありませんが、普段食べているそうした食材の安全性が脅かされている現状は容認しがたい深刻さです。
田舎では、私たちの周りでは田や畑で採れた安心安全な食材に恵まれています。都市と地方の格差にはこうした逆の格差もあることを私たちは認識すべきと思います。
地産地消から地産都消へと広げることは、進行しつつある農地の荒廃に歯止めをかけ自給率の向上につながり、都市と地方の格差解消に繋がります。
 

 
 

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