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雲南ニュース

「市報うんなん」2008年2月号

 
 項 目
 (1) 雲南市消防出初式
 (2) 優良建設工事表彰式
 (3) 日登の郷どぶろく特区
 (4) 吉田総合センターにAEDを設置
 

■ 雲南市消防団出初式
 無火災・無事故の誓い
式典の様子 一斉放水
 
 1月13日、アスパルで雲南市消防出初式が行われ、消防団員ら約1,300人が参加。地域の防火・防災活動に貢献する消防団員としての意識の高揚を図り、気持ちを引き締め新年のスタートを切りました。
 
 式典では、消防殉職者に対し黙祷を捧げた後、速水市長があいさつ。地域住民の生命、財産を守るため、わが身を省みず火災や災害に立ち向かう消防団を「市内きっての人材集団」と称賛。日ごろの活動に対する感謝の言葉としました。
 
 また、木村昭憲団長も訓示。合併後の3年間を振り返りながら、行政区が大きくなったことを改めて強調。活動のさらなる迅速化に向け、指揮命令系統の確立や方面隊間の連携を強化する必要があると話し、住民から信頼される組織づくりのため、「ともに汗を流してほしい」と団員を激励しました。このほか、長年消防活動に尽力してこられた団員(退団者含む)の方々に対する各種表彰や感謝状の贈呈も行われました。
 
 式典終了後、三刀屋川河川敷では一斉放水が行われました。ラッパの合図とともに、約100台の消防ポンプから勢いよく水が出され、見事な水のアーチを描きました。力強いポンプの音が響きわたる中、頼もしい団員の姿を見ることができました。
 

■ 優良建設工事表彰式
 基盤整備への貢献に感謝
優良建設工事表彰式
 
 雲南市が誕生して3年。財政非常事態宣言を発する厳しい財政状況ながらも着実に社会生活基盤整備が進められています。
 
 このほど、雲南市が平成18年度に発注した建設工事のうち、該当の235件の中から一般土木・建築・電気機械の各部門別に優良工事を選定し、1月11日、市役所で表彰式を行いました。
 
 式では優良工事に選ばれた3部門4事業所の代表者と各工事の主任技術者に速水市長から表彰状が手渡されました。

 市長は優れた工事施工に対する感謝を述べるとともに「厳しい社会情勢ですが、建設業界がますます発展されますように」と激励しました。

 これを受け、受賞者を代表して雲南建設株式会社代表取締役の常松則義氏が「今回の表彰を励みにさらに技術の修練に努め、市政発展に貢献したい」と謝辞を述べられました。
 
表彰を受けた会社及び主任技術者
 【一般土木部門】
 ・伊萱地区農業集落排水事業 処理施設工事
 株式会社都間土建
 代表取締役 都間正隆
 主任技術者 小川司

 ・まちづくり交付金事業(経過措置分)三日市2号線舗装工事
 雲南建設株式会社
 代表取締役 常松則義
 主任技術者 高橋孝弘
 【建築部門】
 ・まちづくり総合支援事業 高次都市施設(地域交流センター)建設工事 
 (建築主体・電気設備) 
 植田建設・上代工務店特別共同企業体
 有限会社植田建設 代表取締役 植田耕志
 株式会社上代工務店 代表取締役 上代悟史
 主任技術者 船越精一(㈲植田建設)
 〃 石原隆徳(㈱上代工務店)
 【電気・機械部門】
 ・新田川雨水管渠機械電気設備工事
 山陰クボタ水道用材株式会社雲南営業所
 所長 廣澤栄一
 主任技術者 森山祐司
 

■ 日登の郷どぶろく特区
 どぶろくで地域に活力を
 
地域活性化計画認定書 構造改革特区に認定
 規制の緩和などで地域経済活動の活性化をめざす、構造改革特別区域計画。11月22日、雲南市は国から、農家民宿などで濁酒(どぶろく)を製造・提供することのできる、「日登の郷どぶろく特区」の認定を受けました。
地域活性化へ向けて
 事業主体となる木次町日登地区の「室山農園」では、酒税法で定められた酒類製造免許の取得後、地域自主組織「日登の郷」と連携し、交流人口の拡大や、特産品の販路拡大による、地域活性化に取り組まれることとしています。
 
「どぶろく」づくりの条件
 特区の認定を受けましたが、「どぶろく」を製造するためには、次に掲げる要件を全て満たす必要がありますのでご注意ください。また、今回の認定により規制緩和が適用されるのは、木次町日登地区で製造されたものに限ります。
製造者が
 ● 農家を営んでいる
 ● 自己の製造場を有している
 ● 民宿・旅館・飲食業などを営んでいる
 ● 酒税法で定められた酒類製造免許を取得している
 

■ 吉田総合センターにAEDを配置
 備えあれば憂えなし
 
設置されたAED 12月20日、吉田総合センターに自動体外式除細動器(AED)が設置されました。「いざというとき人命救助の一助になれば」と、雲南消防署の互助会(雲南消防本部睦会)から雲南市へAED1基が寄贈されたことによるものです。

 同器の設置場所について、市役所内の関係部署で協議が行われた結果、(1)救急車等が5分以内に到着することが出来ない、(2)AEDが設置された公的機関がない、などの理由で吉田町を選定。吉田総合センター(町民室)への設置となりました。

 医師不足等の医療危機が社会問題になっている中、積雪の時期を迎え、改めて「医療過疎」と言うことばが胸を過ぎります。「備えあれば憂えなし」とは言うものの、設置したAEDが使用されることがないよう願うばかりです。
 

 
 
 

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