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歳出比較分析表（平成19年度決算）

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歳出比較分析表（平成19年度決算）

平成19年度決算における雲南市歳出比較分析表を次のとおり公表します。

■経常収支比率の分析について

経常収支比率については、H16：93.5、H17：96.6、H18：96.0、H19：96.2といずれも類似団体の平均よりも高く、財政が硬直しています。特に公債費（雲南市31.5、類似団体の平均23.6、+7.9）、補助費等（雲南市15.6、類似団体の平均10.2、+5.4）が大きく上回っています。公債費については、合併前に旧6町村において平成16年度までに普通建設事業を積極的に実施したことにより、高い水準で推移することとなりました。今後は、繰上償還を実施し、比率の縮減に努めていきます。また、補助費等については、一部事務組合への負担金、通常の補助金とともに高水準となっています。人件費、物件費、繰出金を含めて比率の縮減に努めていきます。

【平成24年度見込み　93.0％】

経常収支比率の分析表.pdf (99KB)

■人件費および人件費に準ずる費用の分析について

人口一人あたりの決算額は、116,750円で、類似団体の平均と比べて+22,149円（+23.4％）多くなっています。内訳は、普通会計人件費が、+18,722円（+21.3％）、一部事務組合負担金に係る人件費分が、+7,539円（+111.9％）と高くなっています。主な要因は、普通会計人件費は、雲南市が平成16年に合併したために職員数が類似団体に比べて+23.6％多くなっているためです。今後は、合併効果を充分に活用し、「雲南市定員管理計画」に従い職員の削減に努めていきます。

■公債費および公債費に準ずる費用の分析について

人口一人あたりの決算額は、72,411円で、類似団体の平均と比べて+33,132円（+84.4％）多くなっています。内訳は、普通会計公債費分、公営企業債に係る繰入金分、一部事務組合の地方債に係る負担金分、公債費に準じる債務負担行為分のいずれもが類似団体に比べて大きく増となっています。主な要因は、合併前の旧6町村で普通建設事業を積極的に実施したためです。今後は、普通建設事業を縮減し、地方債の新規発行額を抑え、繰上償還を積極的に行い、削減に努めていきます。

人件費および人件費に準じる費用の分析表／公債費および公債費に準じる費用の分析表.pdf （88KB)

■普通建設事業費の分析について

人口一人あたりの決算額の推移は、H16：209,775円、H17：122,309円、H18：113,585円、H19：87,311円であり、いずれも類似団体の平均と比べて高くなっています。今後は、実質公債費比率、地方債残高の縮減に努めるために、普通建設事業をさらに圧縮していく計画となっています。

【平成25年度見込み　38千円】

普通建設事業費の分析表.pdf （66KB）

〈参考資料〉

雲南市の平成19年度決算における「財政比較分析表」および「財政状況等一覧表」はこちらです。

財政比較分析表（平成19年度決算）

財政状況等の一覧表（平成19年度決算）