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温泉地区地域自主組織「ダム湖の郷」ふるさと納税活用事業の詳細について

1.活用事業名

水没地原生種キシツツジ育成事業

2.事業概要

キシツツジを育成し、数量を増やすことにより周辺地域に植栽し、自然環境の形成や復元を図ります。

斐伊川上流部沿線に自生していたキシツツジは原種で、春秋に開花する地域特産の遺伝資源ながら保存個体が少なく、尾原ダムさくらおろち湖周辺地域の花として多方面に活用できるように育成する必要があることを背景に、平成27年度雲南市想いをカタチに市民活動協働促進事業補助金の交付を受け、その育成事業に着手しました。

事業着手に際し、たまたま島根大学生物資源科学部の小林伸雄教授の手によって水没前の北原地内に自生していた原種が大学構内へ移植、栽培されていたことから、その穂木の提供を受け、また、尾原ダム周辺に植栽されていた親木からも穂木を採取し、初年度の取組みとして1,800本の穂木をポットに鉢上げしました。

平成28年度に入り、ポット苗の状態で育成管理を進める一方、240本の苗木を試験的に本圃場へ移植を行ないましたが、今夏の1カ月以上も降雨のない異常気象によりすべて枯損するという残念な結果を招いたことは大きな反省材料となりました。

しかしながら、所期の目的を達成するため、今後も引き続き適切な肥培、栽培管理に努めなければならず、それに伴う必要な資金の助成を受けることは事業を継続する上で重要な要素であると考えています。

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尾原ダムの完成とともにダム湖(さくらおろち湖)の湖畔にボート競技施設が整備され、そこを会場とした年間を通じた各種のイベント(数百人から数千人の参加者規模)が開催されていますが、当自主組織はダム直下の地元組織という立場もあって実行委員会の一員として名を連ねながら大会運営の一翼を担っていますが、その範囲が組織の構成員にとどまっていることのほか、地域住民が自ら参加する機会になり得ていないため、イベント自体が広く地域の活性化に直接的に結びついていない、という現実的な側面を抱えており、今後の課題として対策が求められる状況に置かれています。

  • 4月→トレイルランニング大会
  • 5月→ウオーク大会
  • 9月→トライアスロン大会
  • 10月→さくらおろち湖祭り
  • 11月→ロゲイニング大会

お問い合わせ先

政策企画部 政策推進課
〒699-1392
島根県雲南市木次町里方521-1
Tel 0854-40-1011
Fax 0854-40-1029
seisakusuishin@city.unnan.shimane.jp
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