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運動普及に関する研究論文が国際誌へ掲載されました

5年間にわたる運動普及により地域全体の運動実施率が高められたことを明らかにしました

雲南市身体教育医学研究所うんなん北湯口研究主任とハーバード大学公衆衛生大学院の鎌田真光研究員を中心とする研究チームが、平成21年から進めてきた雲南市運動普及プロジェクト(通称:運動キャンペーン研究)の5年間の成果をまとめ、国際誌に論文を発表しました。
これまで、国内外で実施されてきた地域全体レベルでの運動普及は、質の高い研究成果を確認してみると、住民の行動(=運動実施率)を変えるまでには至っていませんでした。その背景には「効果的な運動普及の方法論が十分に分かっていない」ということがありました。今回発表された研究論文は世界で初めて「地域レベルで運動実施率を高めることは可能である」ということを示した質の高い(厳格な)研究成果であり、他の地域で活用できる「普及戦略の鍵(方法論)」を多く含んでいます。
研究の結果からは、運動普及をした地域では、比較対照地域よりも運動実施率が4.6ポイント高くなりました。この数字は運動教室に参加した人に限ったようなものではなく、その地域の住民全体の運動実施率の増加を示しています。
どのような運動普及を行ったのか、運動普及の鍵とは何かについては以下のプレスリリースで詳しく解説しています。あわせて12月8日に発表された論文へのリンクも掲載します。

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