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令和2年度の戦没者追悼式の様子について令和2年度の式典の概要を掲載しています。

令和2年度雲南市戦没者追悼式の開催中止について

1.背景
 令和2年7月10日(金)に開催予定としておりました「令和2年度雲南市戦没者追悼式」は、国内における新型コロナウィルス感染症の感染拡大に伴い、同主催者である社会福祉法人雲南市社会福祉協議会との協議や、雲南市遺族会の意向を踏まえ、感染拡大防止の観点から、同法人等との合意の上、中止としました。
2.代替措置
 先の大戦において亡くなられた方々を追悼するとともに、世界の恒久平和を祈念するケーブルテレビ番組を制作・放送し、ご遺族をはじめとする多くの方々に視聴していただきました。
(1)放送日時
 令和2年7月10日(金)~12日(日)  12時30分~、18時30分~、20時30分~
(2)番組概要
・戦没者慰霊(2,354柱)
・追悼の辞(雲南市長、雲南市議会議長、雲南市遺族会会長)
(3)追悼の辞(抜粋)
①速水雄一 市長
 「先の大戦で亡くなられた全ての御霊に対し、雲南市民を代表し、謹んで追悼の誠を捧げます。雲南市は、世界に平和を訴え続けられた永井隆博士の精神に基づき、平成17年に「平和を」の都市宣言を行い、愛と平和そして人権を尊重し、差別のない思いやりにあふれた明るい社会を築くための取組に努めているところでございます。戦後75年を振り返り、昭和から平成、令和へと、新たな時代に引き継がれてきた中、平和な世である今こそ、この精神を後世に残していくことが私たちの使命であり、この歩みが世界の恒久平和へつながっていくものと確信しております。そして、先人の方々が懸命に築かれてきた郷土雲南市が、今後もより一層発展いたしますよう、市民の皆様と共に努力を重ねてまいりますことをお誓い申し上げます。」
②山崎正幸 議長
 「戦後、我が国は、先人の方々の懸命な努力により、荒廃した国土を復興し、経済的発展を成し遂げることができました。加えて、一貫して平和国家としての歩みをすすめ、国際社会と協調して地域と世界の平和と安定に貢献してきました。本年は、戦後75年の節目にあたり、あの悲惨な戦争の記憶を決して風化させることなく、悲しみの歴史を二度と繰り返さないとの決意を新たにするとともに、戦没者の方々が、かけがえのない命を以って示された戦争の悲惨さと平和の尊さを深く心に刻み、未来を担う次の世代へ語り継ぎ、我がふるさと雲南市が希望に満ち溢れた豊かな住み良いまちとなるよう、市議会としても全力を尽くすことを、ここにお誓い致します。」
③難波幸夫 会長
 「雲南市遺族会は、戦争を知らない世代が八割以上となる今日、戦争の歴史的事実を語り継ぐ大きな使命があると痛感致しておりました。かような目的から「語り伝えたい戦後75年史」の編纂を企画し、島根大学法文学部板垣貴志准教授の指導のもと、雲南市、市社会福祉協議会の協力を受け、貴重な戦争体験や資料が散逸しないうちにと、遺族会員111名の体験談等を中心に約3年かけて編纂し、令和2年1月に発刊することができました。1月22日に大東地域交流センターにおいて開催した発刊式には、多数の来賓、執筆者に参集頂き、この模様はNHK松江放送局の特集番組として全国に放送されたほか、山陰中央新報、島根日日新聞等にも大きく取り上げられました。私達はこの発刊を契機とし、小、中学校はもとより、高校、大学、各種団体等で取り組まれる平和学習に出向き、ご希望に合わせたお話をさせて頂きます。また、遺族会の青年部を中心とする若手語り部等の後継者の育成にも力を入れてまいります。」
令和2年度雲南市戦没者追悼・平和記念番組「戦後75年 恒久平和への願い」より

▲令和2年度雲南市戦没者追悼・平和祈念番組「戦後75年 恒久平和への願い」より


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