コウノトリのヒナおよび親鳥(オス)の現況について雲南市大東町地内の巣内から保護したコウノトリのヒナと親鳥(オス)の現況についてお知らせします
概要
1.ヒナの現況
ヒナの育雛の様子【撮影日:平成29年6月1日】
写真提供:「兵庫県立コウノトリの郷公園」
保護した4羽のヒナは、兵庫県立コウノトリの郷公園にて人工育雛中です。現在のところ、いずれのヒナも順調に成長しております。なお、撮影時のヒナの日齢は、一番先に生まれたヒナが37日齢(あとのヒナはそれ以下となります)で、与えている餌はどじょうです。
2.親鳥(オス)の現況
5月21日にヒナを保護した後の親鳥(オス)の様子です。
親鳥(オス、J0118、福井県生まれ)の様子
【撮影日時:平成29年5月26日 午前5時58分】
調査日 | 調査時間 | 巣を空けた時間 | 巣に居た時間 |
5月22日 | 513分 7時50分-16時23分 |
387分 | 126分 |
5月23日 | 545分 7時51分-16時56分 |
540分 | 5分 |
5月24日 | 570分 7時54分-17時24分 |
567分 | 3分 |
5月25日 | 517分 7時56分-16時33分 |
517分 | 0分 |
福井県のGPS位置情報によると、5月26日に本市を離れ、5月29日13時現在、石川県かほく市まで移動しています。
3.ヒナ成長後の放鳥について
(放鳥時期)
野外で順調に育った場合の巣立予定時期が7月上旬でしたので、それ以降となります。
(放鳥場所)
雲南市内での放鳥に向け協議中です。
なお、放鳥については「文化庁」および「兵庫県立コウノトリの郷公園」、「コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル(Inter-institutional Panel onPopulation Management of the Oriental White Stork:略称、IPPM-OWS)」、「島根県」、「島根県教育委員会」、「島根県立三瓶自然館サヒメル」等と、引続き協議していきます。
お問い合わせ先
- 教育委員会 文化財課
- 〒699-1392
島根県雲南市木次町里方521-1 - Tel 0854-40-1075
- Fax 0854-40-1079
- bunkazai@city.unnan.shimane.jp
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