『夢』発見プログラム




キャリア教育を通じ子どもたちの将来の夢や希望を育み、勤労観や職業観を育てます。

■プログラム策定の背景

◇社会的背景
・求人状況の変動や雇用システムの変化など雇用への不安
・不安定な景気、将来への不透明感

◇雲南の子どもたちの実態
☆H19年度全国学力・学習状況調査の結果

区分

項目
小学生
中学生
全国
島根県雲南市
全国
島根県雲南市
将来への夢や希望をもっている66.6%62.8%61.1%44.4%40.6%35.1%
家の手伝いをしている28.1%25.8%23.2%18.6%17.3%11.4%
・いずれの項目も、全国及び島根県平均を下回っています。

☆H17〜19年度雲南市児童生徒生活実態調査の結果
A:あてはまるB:ややあてはまるC:あてはまらない
区分

項目
H17 中学1年生
H18 中学2年生
H19 中学3年生
将来やってみたい仕事がある49.3%36.1%14.6%40.9%43.2%15.9%46.5%40.1%
13.4%
自分はきっとやればできると思う28.2%61.6%10.1%19.1%68.0%12.9%28.4%62.5%
9.0%
・「Aあてはまる」と答えた生徒の割合は、学年が1年生から2年生に上がると数値が下がるが、2年生から3年生に
 上がると上昇しています。
→中学3年生で行う3日間の「職場体験学習」が、将来の仕事に対するやる気や期待感を増加させている効果
 があると考えられます。

◇若者をめぐる課題
・若者の勤労観、職業観の未成熟
・社会人、職業人としての資質
・自己中心性による早期離職
・健康の基礎となる食文化の乱れ 等

◇国・県の方針
・初等中等教育におけるキャリア教育の推進
・キャリア・スタートウィーク




 こうした社会の要請や本市の児童生徒の状況から、本市の教育基本目標である「ふるさとを愛し、心豊かでたくましく、未来を切り拓く、雲南市の人づくり」を達成していくには、キャリア教育の推進が特に効果的ではないかと考え、キャリア教育の一層の推進を図るため、雲南市独自のキャリア教育推進プログラムを策定し、展開していくことになりました。




■雲南市がめざすキャリア教育の方向性

◇雲南市キャリア教育教育目標
 ふるさと雲南への誇りと将来への夢や希望をもち、すすんで社会貢献していこうとする
 心豊かな子どもの育成


将来の夢・希望


◇勤労観・職業観を中心に生きる力を育成します
 地域での本物体験を通して、将来直面するであろう様々な問題に柔軟に、かつたくましく対応し、社会人、職業人として自立できる力をつけていきます。

◇ふるさとを愛する子どもを育てます
 雲南市教育目標「ふるさとを愛し 心豊かでたくましく 未来を切り拓く 雲南市の人づくり」をめざし、雲南市の豊富な教育資源を活用し、ふるさとのよさにふれ、子どもたちが「ふるさとで生きていこう」という気持ちを持てるようにします。

◇地域全体で子どもたちを育て、雲南市の将来を担う世代を育てます
 商工業、農林業、福祉、行政等、全ての分野において、将来を担うのは子どもたちです。子どもたちは地域の教育資源に直にふれ、学校ではできない体験を積み重ねることで、社会の仕組みを知り、魅力を感じ、社会に貢献する力をつけていきます。

■キャリア教育推進の4つの柱と取組内容

◇平和と人権
 雲南市は、長崎で被爆され、自らの著書を通し世界に平和を訴えつづけた永井隆博士のふるさとです。博士の残された「如己愛人」の精神を受け継ぎ、「いのち」「生きること」の尊さを実感させることを通して、他者の個性を尊重し、自己理解を深め、夢や希望を持って将来の生き方を考えていこうとする態度を育てます。
☆取組内容
 ・永井隆博士の生き方を学ぼう→平和作文コンクール
 ・人権教育→人権作文コンクール、人権に関する講話、福祉体験など

◇世の中の仕組みと勤労
 雲南市の豊富な自然の中での体験活動や、職場体験などの社会体験学習を通して、社会の一員としての自己の存在を理解し、社会での職業や学校での学習に積極的に関わろうとする意欲や態度を育てます。
☆取組内容
 ・ものづくり・収穫体験
 ・福祉施設等での交流
 ・「夢」発見ウィークの実施→市内全7中学校合同の職場体験学習

◇歴史と文化
 雲南市の歴史や文化を学ぶとともに、それを守り伝えようとする人々の努力する姿にふれる学習を通して、ふるさとに誇りをもち、人のため、社会のために役立つ生き方を考えようとする態度を育てます。
☆取組内容
 ・ヤマタノオロチ伝説(楽しく学ぶ神話学習)
 ・私のまちの伝説や文化(地域の人から学ぶ)
 ・神話の里スポットめぐり(雲南市の地域を訪ねる)

◇生活リズムと「食」
 将来社会人として自立するために健康は欠かせません。自分の生活を管理することの大切さや「食」に関する理解を深め、実践することを通して、将来自立して生きていくための基礎的な力を培います。
☆取組内容
 ・「ノーメディアの日」→うんなん家庭の日(毎月第3日曜日)はテレビを消して、家族でのコミュニケーションを!
 ・「弁当の日」→子ども自身が弁当を作る〜自立と感謝の心をはぐくむ〜


平和学習スーパーでの職場体験花屋さんでの職場体験

自動車修理工場での職場体験誘致企業への訪問神話の里探訪

クッキング弁当づくり指導1弁当づくり指導2

■ダウンロード

「夢」発見プログラムの概要をご覧いただけます。
 ○基本理念(AdobePDF)
 ○プログラム(AdobePDF)
 ○学年別実践例.pdf (AdobePDF)